完全失業率と雇用形態別の失業者数の推移 | 注目すべき経済政策

完全失業率と雇用形態別の失業者数の推移

完全失業率の推移をご覧下さい。際だって高いのが米国です。世界的に状況は悪化しているといえます。失業者についての定義は一定の水準があるものの、調査方法は各国にによって微差があります。

引用元:http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3080.html

失業する前にどのような形態で就業していたかという人の推移を表した表です。
注目すべき経済政策 2010-雇用形態別の失業者数推移
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正社員が退職させられたケース、その増加数が22万人で8年ぶりの増加幅となります。派遣よりも正社員のが厳しいのかというと、厳しいのは確かですが、一概にそのようなことではなく、あくまで絶対数の問題です。

こちらは、雇用形態別の完全失業者数の推移です。派遣切りというのは、もはや流行語といっても差し支えないくらい浸透してしまった言葉ですが、グラフから顕著にあらわれています。元派遣社員だったという人の増加率を表しています。

注目すべき経済政策 2010-失業者の雇用者に対する比率推移
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引用元:http://www.garbagenews.net/archives/1283830.html

こちらでは元派遣社員だった人が、いかにものすごい勢いの確率で派遣切りに遭っているかというのが体感でも分かると思います。