疲労宴 2 | 四畳半の眺め

疲労宴 2

けどまぁ困った半面懐かしかったり対応の仕方もちょっとずつわかったりで面白くもあったのでこれは良しとしよう。


最初は恐怖でしかなかったけど。

「うわっ、きた!」みたいな。



話をしてみると良い人も多かったので安心。






しかしながら体育の人というのは元気いっぱいだ。

「ダァーッ」とか「ウォーッ」とか、はたまたケーキカットの時には「初球から!初球から!」と一生懸命言ってる人もいてエネルギーが爆発してました。




一人、身長190㎝近くある特に楽しげな人が居たんですが、彼はもともと真面目で大人しかったそう。

けど野球で開花して某有名企業の野球チームに入団してから「超楽しげな人」になったらしい。

実際はものすごく腰の低い人でしたけどね、恐るべきはスポーツの世界。

すごいね。




まぁまぁまぁ、久しぶりの弟扱いと純度の高い体育会ノリだった。





あとはあれです、うちのジイサンバアサンです。


親族代表で人知れず暴れてくれてました。


まずは突然演歌歌い出したジィサンね。

スピーチやら何やらが終わった流れで「続きまして新郎の御祖父様による~」って司会が言ってジィサンが前に出て「なんだそりゃ?!」みたいな。

曲は「娘」。
知らん。



後から聞いた話。

結婚式の一週間ほど前にバァサンから兄に電話があったそうな。

内容はというと、このほどジィサンが夜中までわざとらしく歌の練習をしてる、何やら歌を歌わせてほしそうだ、と。

それで急遽カラオケがセットされたのだ。




なんて白々しいジィサンなんだろう。

ばか。


聞く側はどうしていいものか戸惑うばかり。

幸い、一人の体育の人が乱入してその場が盛り上がったのでおさまりはついた。

あれはほんとに助かった…と親族一同が思ったことでしょう。


んでバァサンはバァサンで、よっぽど楽しかったのかいつもより酔っ払ってフラフラだった。


なんだろう…一言で言えば「間寛平」そのものだった。


ブロック崩しみたいに壁にぶつかりながら歩いたり、「トイレには行かんぞぉ」とトイレの中で呻いてみたり、あらゆる森羅万象を憂いてみたり。



やぁ、相変わらず大変な人達でした。

新婦家族には「いつもこうではないんですよ」とだけ言っときました。





とにかくすきっ腹のビールと諸々の人達のエネルギーにやられてくたくたになりました。