殺人容疑の不動産王の息子 | アルフレッドのブログ

NY不動産王の息子、殺人事件で無罪評決

米ニューヨーク市のタイムズスクエアの建設などに携わった不動産王、
故セイモア・ダースト氏の息子で、隣人の殺害を認めたロバート・ダースト被告(60)に対し、テキサス州の陪審は11日、殺人容疑について無罪評決を下した。

被告は事件当日の2001年9月28日、隣人のモリス・ブラック氏(71)
から銃を取り上げようとして、誤って同氏を撃ったと自供。死体を隠すため、
切り刻んでガルベストン湾に投げ捨てたと話していた。

検察当局は、被告が1982年にニューヨークで夫人が行方不明になった事件、および2000年にロサンゼルスで友人の女性が殺された事件に
関する当局の追及を逃れるため、ブラック氏を殺害して同氏になりすまそうと
していた、と主張していた。

だが陪審は、事故だったとする被告側の主張を覆すに足る証拠が提示されなかった、と結論付けた。
ダースト被告は判事が評決を読み上げた瞬間、口を開けて驚いたような表情を見せた後、下を向いて安堵のため息を漏らした。
有罪が確定すれば、最高99年の刑に処される可能性があった。



映画 [幸せの行方]



タイムズ・スクエアなどの建設に携わった不動産王セイモア・ダーストの息子ロバート・ダーストの実話をベースに描いた作品で、不動産王の御曹司(ライアン・ゴズリング)が貧しい環境で育った美女(キルステン・ダンスト)に恋をするが、彼女が行方不明になってしまい、ミステリアスな殺人容疑がかけられていくという物語。あくまで、実話をベースにして描いているため、映画内では実在の人物名は使用されていない。

 実在のロバート・ダーストは、2001年に彼が起こした隣人モリス・ブラックの殺害死体遺棄容疑の事件をきっかけに、これまで彼の回りで起きた奇怪な1982年の夫人行方不明事件や、2000年にロサンゼルスで友人女性が殺された事件などを法廷で追及されていた。

だが結局、この殺害死体遺棄容疑の事件は、陪審員が事故だったとする被告側の主張を覆すに足る証拠が見つからず、無罪判決が下されたいわく付きの事件となっていた。


ストーリー(あらすじ)
ライアン・ゴズリング、キスステン・ダンスト主演で描くラブミステリー。

大富豪の御曹司デビッドとごく普通の家庭で愛情に恵まれて育ったケイティは、出会ってすぐにひかれあう。

周囲の反対を押し切って結婚した2人は田舎でつつましい生活を始め、やがてケイティが妊娠する。しかし一族の血を自分の代で終わらせたいと考えるデビッドは、ケイティに中絶を強要し……。

 


アルフレッドのブログ

キャスト・スタッフ

キャスト: ライアン・ゴズリング、キルステン・ダンスト、フランク・ランジェラ、フィリップ・ベイカー・ホール、クリステン・ウィグ


監督: アンドリュー・ジャレッキー
製作: マーク・スマーリング、アンドリュー・ジャレッキー、ブルーナ・パパンドレア、マイケル・ロンドン
製作総指揮: ボブ・ワインスタイン、ハーベイ・ワインスタイン、ミシェル・クラム、ジャニス・ウィリアムズ、バーバラ・A・ホール
脚本: マーカス・ヒンチー、マーク・スマーリング
撮影: マイケル・セレシン
美術: ウィン・トーマス
編集: デビッド・ローゼンブルーム
音楽: ロブ・シモンセン
音楽監修: スーザン・ジェイコブス



作品データ
原題: All Good Things
製作国: 2010年アメリカ映画
配給: 日活