私も、伝えたいのは言葉ではないです。この、無性に書きたくなる気持ちを伝えたい。命をかけられるぐらい、大切な物に出会えて、良かったわね。御自分を沢山責めて、苦しかったでしょう?私も、遥か昔に同じ思いをした事があるのよ?やはり、その方の事を全部忘れたい。そして、また愛し直したい。苦しかった…。どれほど掛け替えの無い相手でも、私は自分を掛け替える事が出来なかった。私の場合は、本当はもっと頑張れた状態だったのに。貴方の言葉を思い出し、私自身の記憶と重ねました。でも、オーバーラップしたのは初じゃありませんでした。確か二年ぐらい前に、待ち時間にカラオケに行きましたね。私ばかり歌いました。当時、行き詰まってたから暗い後ろ向きな歌をね。貴方は何も言わず、影と言う歌を歌ってくれましたね。気持ちを読まれたかと思いました。とても胸に染み込んだの。歌詞の字が、貴方の字に重なりました。歌が終わっても、画面を見てました。貴方は、いつもの悪戯っ子な目で私を覗き込んでてね。珈琲のおかわりはと訊ねてくれました。私に電話が来て、二人で慌てて戻りました。でも、本当はあの時、話を聞いて貰おうと思ってたのよ?そのままになりましたが、内緒で影が入ったCDは買いました。いつか私も歌えるようになって、その日の事を話したかったの。貴方の驚く顔も、見たかった。でも、私にあの歌は難しく、ズルズルと時間が過ぎてしまいました。貴方に、近付きたかったの。次は、私が貴方の為に歌います。君が幸せ掴むように、偽火になり祈ろう、と。