同僚のインド人のA君と2年くらいちょこちょこ私のプロジェクトで関わっていたのですが、
実は彼もスピリチュアルであることを私に明かしてくれ、
先日教えてくれたのが、彼が数年前からはまっているというSri Bagavath師‼
以前は毎日朝1時間瞑想していたそう。(すごぃ)
でもこの方の教えに触れた後、瞑想もいいけど、もうそこまでしなくてもいいかなと思えて止めたんだそうです。
A君曰く、
師は50年という長きにわたってどうすれば悟りの境地に到達できるか修行ヨガ瞑想など実践しつくした末に、
悟りとは簡単に知的に獲得できるものと会得され、講演活動や本、あとはYoutubeで
世の人々にその教えを広めようとしていらっしゃる奇特な方らしいです。
(かといって瞑想やヨガを否定してはないです。)
まずこれからと言われてDon't Delay Enlightenment (English Edition)を紹介してくれました。この本はA君にとってのバイブルのようなものだそうで、思い返しては何回も読み直すんだそうです。
日本語版がなかったので英語版で読みました。Kindle Unlimitedなら無料です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B08YRGQD33/
80ページというコンパクトな本でした。
ほかにも英訳されているものがあるんですが、どれも1ドル以下の値段で、
とことん金銭的なハードルを取っ払おうとしているパッションに小さく感動。。。
私の初読での感想ですが、ええことめっちゃ書いてました!
全体的にはEnlightment(悟りの境地;高次元の心の在り様)に至る方法がシンプルに説明されています。ほんとうにシンプルです。エレベーターの呼吸も必要ありませんww。
注意:以下ネタバレ含みます!自分で読みたい人はここでストップ
Enlightmentとは
・知的に到達するもの
・実はすごく簡単
・でもすごく簡単だからと言って価値のないものではないからそこ気を付けて
という前置きがあり、
気づきという知的アプローチで得られるものとおっしゃっています。
以下私のハートに刺さったところの要約です。
潜在意識はコントロールできないもの。
コントロールできない潜在意識から発生する想念や感情もコントロールできないもの。
それらは放置しておけば勝手に流れて消えていくものなのに、
ある特定のものだけ「思い」を加えてわざわざ重いエネルギーを付着させ、いまここに残し、
反芻する感情や思い込みと化した想念で苦しめられているのが人間。
感情や想念のすべては、いちいちジャッジを挟むことなく、そのまま流すのじゃ。Let it come and go
この心がクリアな状態がEnlightmentの状態なのじゃ。
だそうです。
これは69ページからのこの箇所から↓
目から鱗がおちました。ほんまや。。。と思いました。
私はエゴ(顕在意識中の私)を消そうとすればするほどエゴは消えないと思っていて、
むしろエゴも大切な自分の一部と思っています。
エゴとは単なる付き合い方の問題と思っていたのですが、
その付き合い方がわからず苦しんでいたんです!
特に!
自己嫌悪のループが始まったとき。。。
これはお勉強代として痛みを受け入れるべきなのか、無視するべきなのか、
でも感受すると体が酸性化してだるくなるし、
そしてさらに反芻が始まったときの地獄っぷりたるや悲惨ですよね。。。
でもこの本のおかげで、
出ては消えゆく想念に注ぐ「思い」とは、それを「重い」エネルギーに変化させる原因であるということが分かりました(日本語すごい)
読後、過去のトラウマからの嫌悪、怒り、イライラといった感情が出てきた時でも、
俯瞰してそれが消えていくのをみつめる余裕ができた感覚があります。
子供に勉強を教えるとき今日もイラっとしてしまったのですが、
「今日は絶対大丈夫、怒らんから。」って言うた5分後にイラっとして
「おかーさんこんなすぐ怒ってしまったよ!人間だね!」と笑いに変えれる心の余裕スキルを得ていました。
また読もう。そして毎日意図して実践しよ。
めちゃおすすめです~