先に断っておくが、現在(術後1ヶ月と1週間ほど)は日常的な痛みはほとんどなく、排便時に少し痛むのと、排便後に腫れている感じがあるくらいで、ほとんどSiriの穴を意識せずに過ごせている。

たしかに手術直後は大変辛かったし、術後1週間2週間と経っても痛みが続き、悲しくもなったが、1ヶ月を超えると格段に楽になった。手術を検討している方の参考になればと思う。


さて、夜中にLINEで夫に痛みを訴え、「切った痛みだからすぐ治るよ!大丈夫大丈夫!」(彼は趣味のサッカーでしょっちゅう靭帯切ったり爪を剥いだり骨折したりしている)という明るい励ましに「そうなの?すぐ治るの?(意訳:切ったところから出すんだから今後の方が痛くなると思うんだが?痔の経験もないくせに知ったかすんじゃねーよ)」と理不尽ギレしたりしながらも、地獄の夜が明けた。

朝の排便が本当に痛かった。トゲトゲの凶悪ハリネズミをSiriから出そうとしているみたいな痛み。これで便秘になったら確実に死ぬ…と思った。今が一番痛い時だから頑張ろう…頑張ろう…と自分に言い聞かせながらトイレを済ます。

出たものは、手術前日に飲んだ下剤や座薬の効果が残っていたのか、すごく細くて柔らかかった。絶対大量出血してるだろうと思ってトイレットペーパーを当てると、ピンク色の滲出液が付くだけだった。

トイレの後は清潔にという指示があったので、お風呂に移動するが、シャワーをひねった途端、強い痛みで吐き気とめまいがして倒れそうになり、這うようにしてベッドに移動して全身びしょ濡れのまま横になった。この時が、手術後の辛さのピークだったと思う。

今日は病院で術後の経過を診てもらう日。病院までは車で5分くらいなのだが、運転なんて絶対に無理という状況だった。優しい優しい夫が急遽休みを取ってくれて、電車と徒歩でホテルまで来てくれて、病院まで運転してくれた。本当に大感謝である。

診察はチラッとお尻を広げて診てもらうくらいで終わった。痛過ぎてお風呂で倒れかけたという話をしたら、深い切れ痔だったからしばらく痛いと思うよ〜ファイト!と先生に励まされた。

痛み止めは昨日持たされた3日分以上にはもらえなかった。3日くらいで痛みは落ち着くのかな?と思いながら、後部座席に転がって夫の運転で家路に着く。

帰宅してからはずっと横になって、痛みに耐えていた。夫に茎わかめを買ってきてくれと言ったら、業務用みたいな巨大なパックを2個(塩味と梅カツオ味)を買ってきてくれた。

茎わかめと水と痛み止めとティッシュと本とスマホとゴミ箱を枕元にセットしてひたすら休む。ジンジンと恒常的に穴が痛む。6〜7時間ごとに痛み止めを飲む。飲むと30分後くらいに効いてきて少し痛みが遠ざかってくれる。うわごとのようにSiriが痛いSiriが痛いと言っていたと思う。新婚の妻として大丈夫だったのだろうか。

夜ご飯は夫が寄せ鍋を作ってくれて、一口40回くらい噛みながら食べた。食べずに便秘になったり排便習慣が乱れるのが一番怖かった。家にあったマグマット錠を1錠飲んで寝た。

地獄の一日が終わった。普段は夫と勾玉みたいにくんずほぐれつしながら寝るが、不意の寝返りなどでSiriを攻撃されたら修復不可能な溝ができそうだったので、手だけをつないで離れて寝た。