ここんとこ、天気の悪い鹿児島です。
と、思ったら、台風来てまんがな!
今年第 1 号とか。
ここ鹿児島は、生まれたての台風が、元気な内に襲来しますので
とんでもない勢いだったりします。
( 2 階立てだと、上の階で台風時の風が凄くて寝られない、との理由で
未だに、新築の 1 戸建てで 1 階のみ、というお宅も沢山ある土地柄です。)
今度晴れるのは 14 日の予定とか。。バイク乗れへん。。
さて、今日のお題は、写真であります。
Kpn1

これ、何だか解る人は、かなりの写真マニアですね!
”マウント・アダプター”と呼ばれる商品です。
中国の KIPON と言うメーカー製です。
通常、アナログ・デジタルを問わず、1 眼レフのレンズを取り付ける
”マウント”と呼ばれる丸い部分(口金ですな)は、メーカーごとに寸法や
形状、電気接点などが異なるため、基本的には同じメーカー同士のカメラと
レンズしか使えません。
(レンズ専業メーカーは、カメラ・メーカー毎に専用マウントを取り付けた
レンズを開発して、~用レンズとして発売します。)
Kpn2

でも、欲しいレンズや使いたいレンズが他社同士、ということは
写真を一度でもかじったことのある人ならば、経験がおありかと。
それを解決するのが、このマウント・アダプターなる品物です。
要するに、アルミ筒の片側を使用したいレンズのメーカーの形状・寸法で
切削・形を作り、反対側を、取り付けたいカメラ・ボディのレンズ取り付け
マウントの形状・寸法に加工したものです。
色々なメーカーの組み合わせで製作すれば、取り敢えず取り付けは可能と
なります。(現実には、レンズ後端からミラーまでの物理的寸法や、電気
信号の伝達、焦点駆動等の機械的問題があって、不可能なことも。。)
ですが、今はデジタル全盛。
ひょんな事から、SONY の NEX-3 というミラーレス・デジタル 1 眼を手に
入れました。
Knsn1
コイツは、一眼レフ・カメラに付きものだった、ミラーがありません。
何故なら、光学ファインダーが無いから。
要は、俗に言う”ライブ・ビュー”で液晶モニターで見れば良かろう、とのコンセプト。
賛成・反対意見が渦巻く中で、当方としては、先の”マウント”の制約に
解決策としてイケルのでは?と密かに考えておりましたら、やっぱり
出ました、マウント・アダプター!
この NEX-3 、先月で廃盤となって、現在は上級機種の NEX-5 のみとなって
いますが(新型のリーク情報も既に出ています)
ミラー・レスとすることにより、マウント・アダプターの寸法で調整すれば
殆どのメーカーのレンズが、取り敢えずは物理的に結合可能に!
で、やってみました、の図が上の写真。
1962 年発売の、ニコン(当時は、日本光学)製 NIKKOR-S AUTO
 
50mmF1.4 を、KIPON 製ニコン・レンズ→ソニー NEX  E-MOUNT 用
マウント・アダプターを介して、NEX-3 ボディに取り付けて見ました。
Knsn2

いやー、付くモンですね!実際にやってみると、ちょっと感動!
何せ、私がニコンF という、もの凄い年代物に付けていた、標準レンズ
ですからね。( 49 年前、約半世紀前の発売です!)
まさか、今頃になって、使える日が来ようとは!
Knsn3
とは言え、さすがに電気信号は一切、繋がりません。
カメラ側で、フル・マニュアルモードでの撮影となります。
(ピント・絞り・シャッタースピード、全て手動です。)
ですが、このカメラの凄いとことは、純正レンズ以外を取り付けていても
シャッターが切れるモードが最初から搭載されていて、露出計も作動し
更に、マニュアルでピントを合わせやすいように、液晶の拡大画面が
数段階の拡大率で用意されていること!
まるで、こういう使い方を最初から想定していたかの如く、純正レンズは
いまだに 3 本しかありません。
ですが、マウント・アダプターは、数社から膨大な種類が発売されています。
Nk50f141

で、肝心の写り。
先ほどの、NIKKOR-S AUTO 50mm F1.4 で撮影しました。
どうですか!これ!
RAW 現像の画面を見て、正直、鳥肌立ちました。
半世紀前のレンズ、であります。
しかも、感度 ISO 800 です!
Ktsn1

調子に乗って、今度は、タムロンというレンズ・メーカーの名玉
SP90mm F2.5 MACRO です。
このメーカーの素晴らしい所は、数十年前に既に、マウント交換式を採用
していて、アダプトール2というアダプターを介して、他社のボディに
直ぐに取り付けが出来たこと。
最近でこそ、高倍率ズームの大家みたいになっていますが、昔は単玉
でも有名でした。
Ktsn2

このレンズは、マクロとしては勿論、ポートレート用としても優れた特性で
プロも絶賛していました。
毎年のように改良されて、今でも販売されていますが、この個体は
私が、20 年以上前に新品で購入したモノです。
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で、肝心の写り。
お、先ほどとは、同じ絞り・シャッタースピードでも感じが違いますね。
少し、地味目でしょうか。
(因みに、モデルは、鹿児島市内で現在開催されている、花かごしま
という花博のマスコット・キャラクター、ぐりぶーさんです。)
Tm90f252

角度を変えて、もう 1 枚。
やはり、地味な発色ですが、ここまで写るか!
レンズの進歩って。。
因みにこれも、感度 800 でありまする。。
Sn1

物はついで、というか、これが本来の、専用標準ズームです。
このレンズには、手ぶれ防止機構が付いています。
(つまり、先の 2 本は、手ぶれ補正無し!)
これはこれで、アルミ削りだしの外装でなかなか。
Sn2

CMOS が APS-C サイズともなると、最小絞りは”点”ですなあ。。
さすがに、オートフォーカス・手ぶれ補正は素晴らしい。
最もこれ以外に、現在 NEX 用レンズは広角と、高倍率ズームの 2 本のみ。
他社製マニュアル・レンズを使ってください、と言わんばかりであります。
Sn3

写りはさすがに、そつがない。(笑)
と言いますか、余り感動がない。(失礼)
まあ、このくらい、どこのデジカメでも出来そうな、現代的な写り。
しかし、最初の 2 本に関しては、正直感動しました。
これから出番が増えそうな気がします。
久しぶりに、マニュアル・レンズを抱えて、花かごしまに行くぞー!
(晴れたらね。。)