専門校の帰りは直行でバイト。
帰宅は23時以降になることも
当たり前でした。
高校時代から楽しんでいた
TM NETWORK(ティーエム・ネットワーク)や
THE ALFEE(アルフィー)のコンサートには、
東京や名古屋まで見に行くようになり、
昼間は学校で、土日は終日バイト。
なので、ほとんど家にいることがなくなり、
父が心配するようになりました
父は、夜遅くコンサートに行くことは
不良がすること!といった
イメージがあったらしく
知人や伯父に私の事を
相談していたらしいのです。
そんなある日、、
帰宅すると、
伯父が家で私を待っていました。
「親を困らせるんじゃないよ!」
「自分で稼いだお金で、
たまにコンサートに行くぐらい何が悪い!」
親の心配など慮ることもできず、
当時は怒りすら感じ、涙がでてきました
でも、本当に嫌だったのは、
父親が直接ではなく、
伯父が私を叱ったこと
父にしてみれば、
直接言っても聞かないだろうから・・・
と思ったのでしょうが、
私と直接、大した話しもせず、
勝手に不良と決めつけ、
部外者である伯父に言わせたことが、
私自身が信頼されていないようで
とても悲しかったんです
専門校の設備費や教材費、
通学のためのガソリン代
そして、将来の就職に備えて
バイトバイトで急がしくしていた日々。
たまの息抜きにコンサートに行く
そもそも
家が貧乏なんだから
仕方ないじゃない
夜遅くなるからって
これを不良と言われてしまったら
納得がいくわけない!
こんな悔しさもありました
だんだん、父とは口をきかなくなり、
すれ違ってしまいました。
母は、あまり深く考える事も
できない状態だったので、
父が言うことが正しいと思っていて、
母にとって私は、親を困らせる
子供といった印象が
強くなっていったようでした
幼稚園の頃から
身障者である母親の代わりに
洗濯をして食事もつくって、掃除もして
家事をやってきたのに・・・。
自分で稼ぐしかないから
バイトしているだけなのにな・・・
両親にしてみれば、
高校を卒業したら就職して
家にお金を入れてくれると思ったのに
あてが外れたのだから、
気に入らないんだろうな・・・。
なんて、、
ひねくれた考えにもなってしまって、
悔し涙が止まらなくなったことも
ありました。
専門校を卒業したら
やっぱり家を出よう!
改めて、決心することになりました。
今思えば、父には相当に
心配をかけてしまったのでしょうね・・・。
伯父を呼ぶくらいですから・・・。
実は父が心配する原因は
他にもあったんです。
実際、父に聞いたわけではないですから
真相はわかりませんが、
専門校は男性が多いですし、
東京に行くようになってから
男性の友達ができたので、
それも心配だったのだと思います。
彼氏とかではなかったんですけれど
その彼をとりまく出来事は色々とありました。
次回、その彼Nくんについて
ちょっぴり書いてみたいと思います