リハが終わり、エモ島師と刺青の男とジャンクなラーメンを体験しに旅に出ました。
向かった先には
「ニンニクを入れましょう」
という、脅迫にも似た恐るべきのぼり。風になびき、まるで僕らに笑いながら手招きするような錯覚に陥ります。
この店の名物、まぜそばを高らかに注文。
「店主!まぜそば持ってこい!」
出てきたのは太麺ににんにくやチーズや卵、黒コショウなどをまぜた具沢山の一品。
カルボナーラのようなラーメンに一同驚愕。
更に驚愕したのは刺青の男のラーメンの食べ方
彼は麺をすするとき、腰を上げなければラーメンを食べられないという特異体質の持ち主だったのだ。
ひとすすりのたびに腰を上げ、写真のようなスタイルで野菜増しのラーメンを飲み込んでいく。
キショク!
彼とは付き合いが長いが、そんな気持ちの悪い男だとは思わなかった。
顔はイケメンなのにもかかわらずの奇行。
「こんなんだからすぐフラれるのかな」と、刺青の男。
エモ島師と僕は顔を見合わせ、黙って箸を進めた。
実に体に悪いひと時でありました。
あーおいしかった。
寝ます。