白色申告の場合の事業所得の収支内訳書
経費のその10 通信費と広告宣伝費と接待交際費です。
これらの費目も内容は名前のとおりですので
わかりやすいと思います。
通信費は、電話代、FAX代(電話機やFAX自体

切手代

広告宣伝費は、販促用の名入れグッズや
チラシの作成費、看板

インターネットについて私は詳しくないのですが
検索エンジンで最初に検索されるようにするために
費用を支払う場合も広告宣伝費に該当します。
接待交際費は、取引先などに対する飲食費






旅行




前にも書きましたが、事業所得の経費には
家事費は含まれませんので、家族や友人と
食事をしたり、旅行に行ったりするための費用は
計上できません。
従業員として家族を雇っている場合でも
家族しかいない場合は費用として認めないとする
裁判例があります。
友人が事業関係者の場合は、難しいですね。
事業の話がメインだったのか、私的な話がメインだったのかで
分けるとよいかもしれません。
接待交際費は、事業の費用と個人の私的な費用との区別が
とてもわかりにくいので、裁判で争われたケースも
たくさんあります。
税務調査になった場合に、説明できるように
いつ誰といって、どんなことをしたのかを
領収書などにメモしておいたり
問題とならないように、「自己否認」といって
接待交際費の一定割合を経費から控除しておくという
方法をとるのもよいでしょう
