「インターン無双者」ほど「インターン選考≠本選考」であることを認識するべし。 | アドマン3.0=人事になりました。

アドマン3.0=人事になりました。

サイバーエージェントで新卒採用責任者をしています。

本当に優秀な学生には言うまでもないことですが、3月1日ですので。今年もこの時期がやってまいりました、情報解禁。各社一斉に採用サイトをリリースしており、華やかです(サイバーエージェントは前ブログで書いた通り、シンプル化を行いました)。

既に多くの企業が本選考を開始しており、(他社に)内定を承諾しました、という報告もちらほら耳に入っており、あまり3月1日からスタート!って感じもないですが改めて。


予想通り、今年(17卒)はインターン合戦でした。詳細なリサーチは発表されていないと思いますが、おそらく昨年の1.2倍とか1.4倍くらいは増えてるんじゃないかと思います、肌感。

そして優秀な学生は複数のインターンに参加。いわゆる「インターン無双」な学生が多々生まれた年でもありました(昨年も多かったですが、今年は特に多かった)。そういう学生とたくさん会っていると、新しく学生と出会ってFacebookの共通の友人を見るだけで、「あそことここのインターン行ったでしょ」とわかるようにもなりました。

ただこうした「どこのインターンでも受かってしまう学生」は、結局どこでも頑張れるし活躍できるという自信を得ているため、意外と本選考で失敗しやすかったりします。

インターンの選考では、その会社との適性より、可能性に軸足を置いて面接をしている企業が多いかと思います。これが本選考だと可能性と適性、に変わります。符号で書くと、インターンは可能性適性なんですが可能性適性が本選考、なんですね。

この適性部分が欠落すると、まさかの事態に・・・


サイバーエージェントにチャレンジいただく学生の皆さまも、ぜひそこで働く理由を明確にして臨んで頂ければと思いますm(_ _)m