「強み」なんてカッコ付けなくていいから「人に教えられるコト」を考えればいいと思うの。 | アドマン3.0=人事になりました。

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サイバーエージェントで新卒採用責任者をしています。

新卒採用担当者なので、学生向け記事。

僕は「自己分析」的なサムシングから「自分探し」的なところに行ってしまう困ったちゃんが非常に苦手な人種なのですが、中でもいちばん苦手な概念が強みってやつでして、かのゲイリー・ハメル氏がCKプラハラード氏とともに提唱した「コアコンピタンス=他社(他者)が真似の出来ない中核能力」という言葉を初めて聞いてから割りと寒気がしているタイプです。

強み

曲がりなりにも頑張って9年ほど社会人として働いてきましたが、強みは何ですか?と聞かれると僕でも答えに窮します。

多少人よりは広告周りに知識はあるかもしれないし、多少人よりは人前でしゃべることができるかもしれないし、多少人よりはブログのPVあるかもしれないし・・・などなど、相対的に見てそこそこの能力はあると思うんですが、唯一にして絶対のものとかはありません。僕がヘナチョコだからなのかもしれませんが。

さらに言えば強みという言葉には、昔ちきりんさんも指摘していましたけれども、ある種生産者的な視点が含まれており、極めてニーズにマッチしていない、もっと言えば空気を読めていないことが非常に多かったりします。

そういう視点から、僕は学生と面談する時は「強みは何?」って聞き方はせず、「人に教えられるコトって何?」って聞くようにしています。「教える」という行為には、「教わる」対象が必要なわけで、「教わる対象」がいるから「教える」という行為が成り立ちます

なので「人に教えられること」を考えていくと、悲しいミスマッチを避けやすくなるな、と。あるいは「本に書けること」でもいいかもしれないですし、もっとライトに「ブログに書けること」、から考え始めてもいいかもしれません。

確かこのあたりの視点はこの本からヒントを受けたので、興味ある方はぜひ手にとって見てください。