残り97%の脳の使い方。 | アドマン3.0=人事になりました。

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ああ、こういう訴え方ってあるんだな、と。はてブ で徐々にブックマーク数の増えている、苫米地英人氏のこの書籍のタイトルがちょっと気になった。
氏の書籍は、いくつか大ベストセラーになっているものもあるし、概ねアマゾンのレビューも好評。少々内容はオカルトチックでかつスピリチュアルな部分も多い(僕はそう感じてしまう部分が多い)のだが、カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)という肩書きや、彼の専門分野である洗脳のテクニックを駆使しているのか、妙に納得してしまうところもあったりする。てか、ぶっちゃけ面白い。

で、そんなことはさておき、本書のタイトルが面白い。残り97%の脳の使い方これ見て刺さる人ってどれくらいいるんだろう。この残り97%の意味がわからないと、タイトル自体が理解されない。

このタイトルを理解するためには脳はその3%しか使われていないという、とある脳科学と自称する一派の主張を知らないといけないわけです。
脳はその3%しか使われていないという主張は、「右脳~」といった本などに良く書かれている通説。

これって言うのは通説、もしくは都市伝説だと僕は考えてるんだけど、Mind Hacksという著書に拠れば
全体重の2%の重さの脳が、血液と酸素の約20%を消費する非常に「コスト」が高い組織であり、にもかかわらず、90%が役に立たないなどいうことはありえないっていうところからもある程度真実だと思っている。
※この本によると、右脳=直感、左脳=論理、っていうのも迷信だとか。まぁコレは一つの言語として成り立ってる気がするから正さなくてもいい気がするけど。
Mind Hacks―実験で知る脳と心のシステム/トム スタッフォード
¥2,940
Amazon.co.jp
(ちなみにこの本は、脳科学の入門テキストとしてオススメ)
そういう前提を踏まえながらも、脳はその3%しか使われていないという情報が投下・浸透されている人間にはこのタイトルは突き刺さる。そういうポジショニングの本。ちょっと面白いじゃない。

ということで、結論として本書の読み方なんだけど、脳はその3%しか使われていないという情報の一般人的に正しい解釈は、人間が利用可能な最大記憶量に対して実際に利用されている現記憶量があまりに低すぎることに対する比喩表現、っていうところだと思うので、最大限自分の脳のパフォーマンスをあげてみよう、そのためのヒントはないかしら、って温度感で読むのが一番最適な態度ではないかと思います。





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