業界人間ベム氏のブログ を見て、久々に「SOV(シェア・オブ・ボイス)」という単語を目にした(マズイ)。この「SOV(シェア・オブ・ボイス)」とは、ある商品の属するカテゴリー全体の広告量を分母とし、その商品の広告量を分子にした割合のことで、広告効果はこの相対比較量で決まる、という考え方のこと。まずネット広告業界では使われない言葉(笑)。
履き違えるとマス代理店の営業トークになってしまう、危険なコンセプトでもある。「こんなちょっとの投下量じゃ意味がないから・・・」的な(こういう営業はネット広告の世界にも多数存在する)。とはいえ、考え方としてはある程度必要な切り口で。
あまり比較したことはないが、ネット専業系の広告代理店はクライアントの競合出稿クリエイティブは洗い出すものの、競合出稿量を相対化する能力は低いように思う。というか、考えとして存在していないんだと思う。
議論の仕方としてはネット広告はインタラクティブだから、みたいな論理展開も出来るんだろうが、ぶっちゃけネット広告の大半はインタラクティブではない。より正確に言えば、バナー広告を見ているユーザーの接触態度は9割がたパッシブだ(ネットだからってユーザーの接触態度がアクティブとは限らない。行動ターゲティングだろうがなんだろうがそう。この点大事)。
だから「Yahoo!のブランドパネルのフリークエンシーは3.5回で・・・」的なつまらない(そして意味のない)提案しか出来なかったりする。やっぱりもっと視点・切り口を業界的に追加していくことが必要だ、と思う。
アドマン
