「残業しない技術」と「残業させない技術」 | アドマン3.0=人事になりました。

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こちらのmixiコミュニティと記事を見ていて思ったこと。

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システムエンジニアの部屋「定時退社日」は運用可能??
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=35953739&comment_count=10&comm_id=8128
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IT業界の裏話
http://it-ura.seesaa.net/article/108041146.html
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家族だんらん法だか、ホワイトカラー・エグゼンプションだか・・・とかとか。とにかく残業代を払いたくない人がたくさんいる現代において、残業しない技術的な本が売れている。
残業しない技術/梅森 浩一
¥1,050
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「残業ゼロ」の仕事力/吉越 浩一郎
¥1,470
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これらの本が主張していることは至極まっとうなスピード仕事術根回しの技術であり、つまり主体は自分であって、文章としては私が残業しないためにできることという内容だ。これはこれですごく重要で、普段帰りが遅い僕も主体的に意識付けを行わなければいけないことだと思っているし、がんばっているつもり。

その一方で、年齢の若い弊社において、自分も先輩的な位置づけ感が出てきている現状の中で、気をつけなければいけないのは、上司が残業させないために部下・後輩できることである。

僕は結構社内的&社外的にこの点、素直な意見を聞ける機会が多い。その中でよく聞く主張(というかワガママな部分もあるのだが)は下記のようなことだ。

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やはり上司がバリバリ仕事をしている時、機嫌が悪い時などは、帰りづらい。正直。

しかし、さっさと上司に帰られると、それはそれでむかつく。仕事しろよ、と思う。
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一般的に言ってはある程度周知だと思うのだが、についても結構多くの人間から声を聞く。ここは人間のどうしようもない矛盾的感情なんだけど、上司が良かれと思って先に帰宅しても自分たちがこんなに仕事をしているのに、何先に帰ってるの?って感情を頂き安い。そしてこういう会話は実名付で盛り上がるし、広がりやすい。

後は自分が早く帰ろうとすると、明らかに怪訝な顔をする上司・先輩の存在。お前、もう帰るのか?と。本当に重要で、クリティカルな仕事を残したまま帰ろうとするのであれば、多少そのような態度でもよいと思うが、成熟していない人間の中にはこうした感情を自然と出してしまっている輩もいるようで。残念ながら。結構そういうところを部下・後輩は良く見ている。そしてこれもまたよくバイラルする。

部下のインサイトとして、マネジメント層だけでなく、所謂先輩社員も上記意識は理解をしなければいけないと思う。

そうしたことを認識した上で、単純に早く帰れではなく、ちゃんと早く帰れるように仕事量を把握する。ぶっちゃけ早く帰れるわけねージャン!的な仕事量の人もいるから(特に広告・IT業界)、ここはきちんとリソース配分するのは上司の仕事。それなしで早く帰れは正直口だけと反感を買うだけだ。

っていう話を以前知り合いの人材コンサルの人に相談したときに出た一つの解は上司・先輩が最後まで一緒に仕事をしてあげることそれによって一緒に早く帰ることである、と。コレであれば確かに軋轢は生まれない(と思う)。

とはいえ全てのケースで応用できるわけではないし、この点きちんと議論していく必要はあると思う。残業しない技術残業させない技術は両輪でやっとドライブがかかるもんだと思う。


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