「何でも屋」と「プロジェクトマネジメント」。 | アドマン3.0=人事になりました。

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いろいろ意見もあると思うんですが、僕は今何でも屋を目指している。

「何でも屋」・・・非常に聞こえが悪い、専門性のない、散漫なイメージ。

だが、僕は何でも出来ること専門能力としてこのフィールドで戦わな、と思っている。
※もちろんマーケティング範疇で「何でも」という意味ですが。

マーケティング手法が多岐にわたる現在、

そもそものプロモーションの全体設計(クロスコミュニケーション含め)が困難になってきており、クライアント側もその投資対効果の全体が掴みにくくなってきている(という話をよく聞く)。

またウェブサイト構築や効果検証ツールなど、より専門性の高い分野、今後もっと取り組んでいかなければならない・・・全体最適を図っていくのであれば。

しかしながらそのすべてを把握し、理解し、思考し、ディレクションできる人間がいない。

コミュニケーション設計には命をかけるが、システムなんて触りたくもない。

いやそもそもバイイングのみ行い、受注数字だけ上げる、そんなアカウントプランナーがなんと多いことか・・・ていうか、そんな奴はアカウントプランナーじゃねぇ。

クライアントサイドにも、代理店や制作会社、コンサルにも。

そういう意味で総合型ではなく統合型何でも屋が僕の目指すべきところ。

遊園地で言えば、豊島園ではなくディズニーランドである(わかります?ニュアンス・・・)。

すべてを実行する能力がある必要はない、しかしすべてを理解し、よりそれぞれの分野に特化した専門家と話し合える土壌は自分の中に作っていくべき。

より具体的に言えばクライアントから見て何かプロモーションを考える際に、アドマンにとりあえず相談しよう!となればOK、成功である。

一年くらい前からこの構想の下ある程度自分を磨き、ある程度のレベルにまでは着ていると思う。

可能な限りマスプロモーションを勉強し、ヒトにも会い、ウェブ領域で言えばSEMだろうが、アフィリエイトだろうが、バナーだろうが、メールだろうが、効果検証ツールだろうが、バイラルだろうが、ウェブサイト製作だろうが、クロスなんちゃらだろうが、すべてに手を出し、人一倍勉強したつもり。

まだまだですけど・・・ホントに。

それはこの記事で紹介した ADKの横山さんの述べるインタラクティブを攻略起点とするトータルエージェンシーというコンセプトに通じるところがあると思っている。

で、今上記コンセプトを実現するために非常にすんばらしいチャンスが巡ってきており、

本日もその仕事=プロジェクトの打ち合わせにパートナー企業を訪問。


う~ん、痛感しましたPM(プロジェクトマネジメント)の重要性。

確かに統合的にすべてを任せてもらうためには、知るだけでなく、考えるだけでなく、実際に推進するディレクション能力が高くなければいけないことは言うまでもない。

日本でもありましたね、PMブーム(戦略思考ブームの次くらいですかね)・・・僕も乗っかって勉強した口ですが、いつの間にかあきらめてました。

パートナー企業さんのディレクション能力に若干恐れを感じ(主導権握られそうで)、速攻で本屋に行き、本日より必死こいて学んで、明日から実践して経験値をつんでいく所存でございます。

取り急ぎ、アマゾンで評価の高かった以下本を購入。
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よくよく考えれば、僕ら広告屋の仕事はプロジェクトばかり。経験則と気合だけでいけちゃう時代ではないな、と。

ちょっと時間作ってひたすら勉強しよう♪


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