

これはちょっと社内共有的なものかも。
JAAA REPORTの2月号に、
日産のマーケティング部・星野氏の言葉が紹介されていた。
ちょっと僕らの会社的な立ち居地から見ても重要だと思うので、
長いけど、メモっておきます。
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一車種当たりいくら、一キャンペーン当たりいくらの宣伝広告予算があらかじめあってというのは遠い昔の話になりつつあります。広告会社の方は、いかに実績を証明してその上で広告予算を取りに行くということにきちんと対応しておかないと、目先の数字に左右されたり、畑の違う活動と予算の取り合いになったりしてしまうことを理解して頂きたいです。
キャンペーンをやるまでは一生懸命なのですが、終わった後の結果については「どうでしたか」とか、「こういう数字もありますよね」とか、「こういうものを見つけましたよ」と言うのが結構少ないのが、広告主としては不満であったりします。
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ものすごく耳の痛い部分もあり、一方でアグリーすぎるほど共感。
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そのキャンペーンが「良かった」と言うことをどう証明するのかということに関して、どんどんアイデアを出して頂たいというのが正直なところです。
(中略)
やはり気持ちが量れる、もしくはそれに近しいものが何か作れないかというのが今の最大の関心ごとです。
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ちなみに個人的な意見を言わせてもらえれば、
「そのキャンペーンが「良かった」と言うことをどう証明するのか」は、
キャンペーンが始まる前から、提案段階から指標を確立しなきゃいけないし、
確立した指標に基づいて、計測可能な環境を整えなければならない。
どちらかと言えば、ネット系の広告マンが得意としなければならないところでしょう。
ですが、上記赤線部分について考えている広告マンはどれだけいるでしょうか。
これはトラディショナルとか、インタラクティブとか関係なく考えていかないかんところです。
ただはっきり言えるのは現状の広告会社に満足していないクライアントさんが多くなっているということ。
さてコレに対してどう動いていきましょうか・・・
僕はここら辺の人材 が出てきたら(というか出てくるな・・・)、
結構ここの部分、いっぺんする気がします。
どこの広告会社がこういう動きしていくんですかねぇ・・・(若干他人事風)

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