これから求められる広告マン像。 | アドマン3.0=人事になりました。

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いつもながらにいまさらなのですが、

この記事、いいですね。


横山隆治が説く、これからの広告コミュニケーションに求められる人材像
http://www.excite.co.jp/webad/special/rid_821/




横山さんの著書は大学時代からかなり読んでいる。

最初に読んだのは、コレだったかな・・・
インターネット広告革命―クロスメディアが「広告」を変える。/横山 隆治
¥1,890
Amazon.co.jp

確か論文のネタにさせてもらったかと。お世話になりました。

そのほかにも、

究極のターゲティング―次世代ネット広告テクノロジー/横山 隆治
¥1,890
Amazon.co.jp

上記本で、ターゲティング広告についてきちんと整理したり、
(ちょっと甘いんだけどね)

次世代広告コミュニケーション/横山 隆治
¥1,890
Amazon.co.jp

こちらの本で、クロスコミュニケーションというコンセプトを提唱し、

多くの共感を集めている、インタラクティブマーケティングの第一人者。
(ネット広告じゃなくて、本当の意味でのインタラクティブ)



なんでこういう人材がうちの会社から出ないんだろう・・・

対外的なアウトプット
が弱いのが、弊社の弱みですね(僕の個人的な考えですが)。

そう考えると、腹が立ってしょうがないですが、仕方ありません。


近いうちに僕がなるので★
(このブログもその一環として捉えているので、応援よろしくです)


で、ちょっと気になる部分がいくつかありまあした。

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【引用①】
個人的な経験則としては、総合代理店で先にマスを覚えた人材にインターネットを覚えさせるよりも、インターネットのジャンルから入って来た人にマスを覚えさせるほうが、理解が早いんです。
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インターネットのジャンルから入って来た人にマスを覚えさせる」これ、本当にそうみたいですね。



実際、僕もネット広告だけしかできない、

融通の利かない人材にはなりたくないので、

4マスについて独学したり、

総合代理店の方にたまに教えてもらったりしてますが、

やはりネット広告の方が、頭の使い方として洗練されている部分がある。


また、総合代理店も今、インタラクティブ部門の人材増強を図っていて、

しかもネット広告代理店から人材を引っ張ってくる、という流れを感じますし。


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【引用②】
インタラクティブ領域にも、リスティング広告やフローティング広告など様々な手法がありますが、だからこそクライアン ト側としても、その領域に関しては理解し尽くしているプロデューサー型の営業マンというのを望んでいるはずなんです。理想は、全体を広く知った上で、ひと つの突出したジャンルにスペシャライズされた、いわゆるT型の人材ですね。
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これは大前研一さんも言っていた気がしますね。

僕もいくつかのクライアントさんで経験しましたけど、

上述したように、

ネット広告しかできないネット広告代理店マンに価値はない。


クライアント担当者は全ての媒体を見ているケースが多い。


テレビ雑誌新聞・・・そしてネットという、

マーケティングポートフォリオを組んでいる人間に対して、

ネットしかできない状態では、バイイングは関われるものの、

本当に面白いコミュニケーションの部分、

コンセプト設計などに関わることは永遠にできない。


今後はネット特化型の代理店は価値があるけれども、

ネット専業代理店は意味が薄れていくかもしれない・・・ということです。


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【引用③】
従来のメディアミックスとは、テレビでも新聞でも雑誌でも同一のメッセージが流れることで認知度が高まる、という考え 方でした。しかしクロスコミュニケーションでは、メディアによって役割が異なるのです。たとえばテレビは“気付き”のメディアであり、商品の存在そのもの を世に気付かせるもの。しかし、それが顧客一人ひとりにとって「自分のための商品だ」と意識させるメディアは他にあるわけです。
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これは本当にその通りですね。

IMCとは、ブランドメッセージを統一することじゃなくて、

あるプランニング、仮説の元に統合することなのであって、

この点、勘違いしている代理店は結構多い。



で、僕ら代理店が心にきちんと留めなければいけないのは、

ここからです。


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【引用④】
今まではダイレクトマーケティングを目指し、顧客を獲得するためのマーケティング手法としてインターネット広告は確立 してきました。つまり、バナー広告やリスティング広告など、様々なパターンでアクセスを集めてきて、その上でどのくらいの顧客獲得効率になるのかを検討す る、というものです。

                         (中略)

ナショナルクライアントというのは、ホームページ上で物を売って利益を得ているわけではありませんから、なすべきことはブランドの醸成、そして顧客との関係性の強化ということになります。

                         (中略)

日本にもインターネット専業の広告代理店は存在していますが、コミュニケーションの開発には手が及んでいません。ダイレクトマーケティングのための集客ツールを売るに留まっている状況ですよね。
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近年、総合代理店のネット広告市場におけるシェアは高まってきています。

その大部分は、総合代理店が既に取引のあるナショクラ様が、

ブランドの醸成や、コミュニケーションの強化を目指して、

ネットに進出してきているから。



ネット専業代理店が能力的な側面で負けているわけではない。

でも結果として数字で負けているのは、

総合代理店のお客さんの規模が非常に関係していると思う。



そのようなナショクラ級の企業様、

例えば、トヨタさんとか、コカ・コーラさんとか、

ここら辺の企業様は、今までネット広告業界を引っ張ってきた、

ダイレクトレスポンス系の人材系とか、消費者金融業界とは

桁違いの出稿額を持っている(ケースが多い)。



だから今後は、

ダイレクトレスポンス型のマーケティング活動も大事なんだけど、

(あまり使いたくはないが)エンゲージメント強化型のプロモーションができないと、

ダメってこと。


ネットにおけるDRM領域は現在、

代理店の労働力を酷使するか、

よりシステマチックになるか、

つまり代理店が付加価値を提供しづらい環境になってきている。


僕は横山さんのこの考え方には深く共感する。


最後に・・・

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【引用⑤】
広告業界全体がインタラクティブな領域をコアとしたコミュニケーションを開発するために必要な仕組みに辿り着き、新た な職能の概念やネーミングが生まれるまでには、おそらくもう5年はかかるでしょう。ADKインタラクティブは、そこにいち早く着手するために設けられた部 署なんです。
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この業界の人材価値の定義がされるまで、あと5年・・・
(もちろん、横山さんの発言があっていれば・・・という話だけれど)

時間はないですね、回り道をしている時間はない。