
三連休から久々に力を入れて読んでいる本、
「ペルソナ戦略」
- ペルソナ戦略―マーケティング、製品開発、デザインを顧客志向にする/ジョン・S・プルーイット
- ¥2,520
- Amazon.co.jp
「ペルソナ戦略」とは、すんごく簡単に定義すれば、
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マーケティングターゲット(=生活者)の平均化した具体像=象徴的な顧客モデルを
「ペルソナ」として創り、多くの人の代表として捉えて、その一人に対して最適なものは、
興味を持つユーザー万人にたいして有効であるという仮説のもと、
マーケティングスキームを作り上げていく手法・考え方のこと。
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上記のようになります。
これはウェブマーケティング、特にDRM周辺に
大変効いていてくるんじゃないかと(直感的に思いました)。
僕はもともと、「万人受け」という考え方はあり得ないと思っています。
というか、そういう商品のマーケティングはきっとつまらないと思う。
ちょっと好きな人をどうやって振り向かせるか。
むしろ嫌いだといってる人に、どうやって好いてもらうか。
ここにマーケティングの楽しさ、エキサイティングな部分があると思っているので。
その点「ペルソナ戦略」あるいは「ペルソナデザイン」では、
万人どころか、一人に絞って考える。
しかもその一人のことを、ものすごく考える。
特に最近重要だと感じているのはSEMの分野。
ユーザーレスポンスがダイレクトに跳ね返ってくるだけに、
ペルソナを深く、しかも反復して作り変えていかなければならない。
結構、メディア選定とか、購入ワードとかに偏りがちなSEMにこそ、
きちんとターゲティングを理解している人間は重宝されると思います。
その意味では今後、4Pくらいに大事になるんじゃないかな、と。
そう思って、現在勉強中です、ええ。