
本日久しぶりに(?)偶然(?)、
I井CAテクノロジー代表取締役 とお話をしましたw(立ち話程度ですが)
日々真剣にWebマーケティングについて考えている、私adman。
取り急ぎ「今後SEOは絶対にくる!」という自分の意見をエレベータープレゼンならぬ、
エレベーターのドア前プレゼン。
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ちなみにSEOとは、
サーチエンジンの検索結果のページの表示順の上位に自らのWebサイトが表示されるように工夫すること。また、そのための技術。
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僕個人としては、
リスティングよりSEOの方が今後絶対成長すると考えています。
※ちなみに市場アナリスト的に言うと、断然リスティングのほうが伸びるとのこと。まぁ、今のところそうですね。
さてさて、そんな考えで本日もネットサーフィンしていたら、
こちらでとても面白い記事が出ておりました。

(クリックすると記事に飛びます)
速報性と情報の質、バランスが取れているマーケジンの記事。
(クリックすると記事に飛びます)
個人的にはとてつもなく注目しているLPOと、
フィギアの荒川静香さんを比較したとても興味深い記事。
記事自体はものすごく納得。
是非弊社社員には読んでもらいたい(あ、えらそうだw)。
でもちょっと首をかしげるところがありました。
記事曰く、
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検索結果画面において自然検索結果と有料検索結果を区別しているユーザがどれ だけいるだろうか。ランディングページを広告の飛び先ページとして認識し、それによりアクションを使い分けているユーザはどれだけいるだろうか。

広告を見 る側は、本も雑誌も写真集もDVDも映画もテレビもインターネットもファッションもインテリアも同じように見るだろう。あらゆる情報は等しく人々に入って いく。
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これについては、完全に否定したい。
数年前ならともかく、
ユーザーリテラシーが高まっている昨今、
これは(下線部)ありえない。
検索結果画面において自然検索結果と有料検索結果を区別しているユーザがどれ だけいるだろうか。
この問いに対していえば、
僕の答えは「たくさんいる」であり、
「今後その人数は日本においても増加していく」である。
Googleが力を振りかざし、
ユーザーリテラシーも高い(とは一概に言えないが)米国や欧米では、
検索結果におけるリスティングエリアとSEOエリアでは、
CTR(クリックレート)において6倍ほどの差が出ていると聞く。

(クリックで図が拡大します)
理由はいろいろ考えられるだろうが、
上図における赤枠で囲った部分(=リスティング)と、
青枠で囲った部分(=SEO)とでは1:6ほどもクリックレートに差があるというのである。
(ちなみに日本ではこれほどの差はまだついていないようだ)
ひとつ考えられるのは、
リスティング広告をユーザーが「広告」と認識はじめたこと、である(広告なんだから当たり前だ)。
TVCMがスキップされるのを見てもわかるように、
ユーザーは広告が嫌いだ。
僕の尊敬するマーケターの一人、
アル・ライズ氏も下記本の中で明確に述べている。
- アル・ライズ, ローラ・ライズ, 共同PR株式会社
- ブランドは広告でつくれない 広告vsPR
※この本はまぢで必読!!
したがって広告と認識する=嫌い、という判断を下す。
だからクリックしない。
(その意味では弊社もネット広告ではなくネットマーケティングをしなければならない)
この傾向は日本でも進行すると思う。
ユーザーのリテラシーが高まれば高まるほど、
この傾向は強まっていくと思う。
そういう意味で、
僕はリスティングよりSEOの方が今後絶対成長するだと考えるのであるわけです。