マーケティングトレンドその18~「ラーメン二郎、驚異の行列の秘密」とバズマーケティング~ | アドマン3.0=人事になりました。

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で、弊社社員男組ならば絶対に注目度マックスな記事が掲載されておりました。


ラーメン二郎、驚異の行列の秘密


ラーメン二郎


弊社とラーメン二郎、とても関係が深い。

本日より代表取締役になられる成り上がりさんはもとより、

最近メタボリックブランディングに成功している鬼才・komanechi 先輩など、

ジロリアン(=ラーメン二郎とともに生きるもの)は多い。


※そのせいか、最近弊社社員(オトコ)はどうもメタボの香りがする・・・危ない。


おそらく彼らは二郎という存在に(オトコ)」を感じてひきつけられているのだろう。



そしてまた、この記事を書いたラーメン経済学者河田剛さんも同じように二郎に特別な思いを感じているよう。



氏曰く、

二郎はラーメンではない。二郎という食べ物だ



多くのジロリアンはこの言葉に同意するはずだ。



氏はまたこうも述べている。

二郎=独特の経験を楽しめる場だと。



超マーケターであるセス・ゴーディンの言葉を借りれば、

紫色の牛(=Purple Cow)」である。

紫色の牛Purple cow


上記の画像を見ていただいても分かる通り、

紫色の牛は目立つ。


二郎のポジションはこれと同じ。


昨今、女性受けを狙ってか、

はたまたメタボリック的な流れからか、

さっぱり系のラーメンが流行ってきている。


西麻布の名店五行なんかはそのよい例だろう。

西麻布五行

店内はきれい。

落ち着ける。

ゆっくりとお酒が飲める。

ラーメンもウマイ。



しかし二郎は真逆に突き抜けている。


店の中は汚い。

量は多い。

脂っこい。


つまり他にはない独特の経験を提供している。

二郎に言った客の言葉を聞けばそれが分かる。

彼らは決して「二郎はウマイ」とはいはない。


絶対にいわない。


二郎に会う形容詞は、すごいとか、くどいとかそんな感じだ。


これはExperiential Marketingの観点から見ても正しい戦略。


特別な経験を提供することによって、バズを巻き起こす

とても健全なバイラルマーケティング。

インフルエンサーに記事を書かせるとか、それはクチコミマーケティングの一端に過ぎない。

クチコミは物理的にも心理的にも行列を作るものです。



ちょっと最近WOM(Word of Mouth)は間違った方向に行こうとしていると感じるので、

バイラルプロモーション企業は二郎に学ぶべきでしょう。


二郎はラーメンではない。二郎という食べ物だ


この言葉にも表れている通り、

特別な経験によるクチコミは単なる認知手段ではなく、

CRMの領域、あるいはブランディングの領域に足を踏み入れるものです。


これがホントのバズマーケティングだと、僕は思いマス。

ちなみにいうと、ぼくはまだジロリアンではありませんw(年2回くらいなので)。