先週の土曜は、休日版フォローを開催しました。
大人4名のご参加で、久しぶり!なお顔も拝見できてとても嬉しかったです^ ^
今回もまず、近況報告(課題シートに最近のエピソードを書く&前回から今日までの学びなど)から始まりました。
その後、パセージテキストのR(右のページ)、2-Rをみんなで読んで感想をシェアしあった後、勇気づけの歌を詠んで、一人の方のエピソードを考えていきました。
前回エピソードを出していただいた方からは、
「フォローのあとから朝の幼稚園準備の時、私の不安やイライラが減った感じがします。
こちらの都合を我が子にできるだけ伝わるように伝えることができるようになってきてるからだと思います。
妥協点を話し合えるようになってきているとも感じます。
いつでも子どもの要求に答えられるのが良い母親だと思っていたので、自分の状況を説明する大切さを感じました。」
とご感想も^ ^
課題の整理をせずうっかりすると、親の課題を子どもに肩代わりさせてしまうこともありますよね。
メンバーさんは、しっかりフォローでみなさんとエピソードを考えていったので、お互いの妥協点は何かな?と試行錯誤しながら実践されている姿がとても印象的でした。
親も子も、一緒に、一歩一歩です♪
さてさて、今回は3歳と1歳の兄弟との関わり方についてのエピソードです。

昼下がり、お母さんは3人で一緒に遊んでいました。
あるおもちゃを持ってきた時、弟くんが先に遊び始めました。
そんな時、お兄ちゃんがそれをとってしまったのです。
年の差が近いお子さんを子育て中の家庭では、割と多くみられる光景ではないでしょうか?^ ^
お母さんは、お兄ちゃんに適切な行動をお伝えするのですが、なかなか上手く伝わっていないようです。
ロールプレイをして感じてみて、子育ての心理面の目標も、あまり感じられなかった。というご感想でした。
BTQに沿って一つ一つ考えていくと、
①番でたくさんの、適切な側面・チカラ・ストレンクスが出ました。
普段のお子さんのストレンクスも伺うと、お兄ちゃんはエレベーターに乗る前・乗ってるとき・乗ったあとなど、弟くんが危なくないように、率先して誘導してくれたりと、弟のことをとても気遣っている様子が伺えました。
そんなお兄ちゃん。
この場面では、どんなことがしたかったのでしょう?
・そのおもちゃを使いたかった?
・弟くんが使うのが嫌だった?
・いつも遊んでいる遊び方で遊びたかった?
それは、聴いてみないとわかりません。
そこで勇気づけの歌にある
人と協力しようとするならば
互いの考え知らなければならぬ
人にはテレパシーの力はない
黙っていてもなにも起こらない(15)
はどうですか?とメンバーさんから意見が出ました。
また、はじめに読み合わせた、2-R「行動の目的を考えよう」もどうですか?とご意見が出ました。
2-Rと勇気づけの歌(15)を使って、この時のお子さんたちの考えをきいてみる
9-L・11-Lを使ってお子さんの行動の目的、どうしたかったのかな?をきいてみる
などなどの代替案が出ました。
それを元にまたロールプレイをしてみると…、その場にいる3人みんなが仲間〜と感じられ、さらに、質問をしてきいてくれることで、ボクは能力があると感じる力がアップしたのを感じました。
親は子どもに適切な行動を学んで欲しいと願っています。
その願い自体はとっても素敵です。
けれども、そればかり先行して伝える形になってしまうと、心理面の目標から少し遠ざかってしまうこともあります。
よいことを学んでもらいながら、心理面の目標もアップして子育ての目標に近づく方法。
今回も、そちらにぐっと向かって行けたのではないかな?と思います^ ^
ぜひぜひおうちで実験してみられた後のご報告もおまちしてますー^ ^
今回もありがとうございました!
次回は、
5月18日(土)大宮@生涯学習総合センター 9:15〜11:45 です^ ^
6月は、29日(土) 大宮@桜木公民館
9:15〜11:45 の予定です^ ^
ご興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいませ。
お問い合わせ先:ad.machi.saitama☆gmail.com
(☆→@にかえてください)