上司と部下と学生スポーツの指導
チームに長くかかわってくると3年生が
会社組織でいうNO2的役割を持ちます。
アドリビ代表の尾崎誠です。
治療家アスレティックトレーナーの立場からみたアスリートのことを中心に書いています。
情報を共有できたらと思います。
アスレティックトレーナーとして正智深谷高校ラグビー部で11シーズン目を迎えています。
この期間片道60キロの道のりをほぼ週3回通い続けています。
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会社組織、できたばかり組織では上司が新人を教育します。
やがて組織が出来上がってくると、部下のNO2、NO3が新人教育します。
そして、責任は上司がもちます。
学生(高校)スポーツにかかわる場合も同じことが言えます。
トレーナーとして
1年目、2年目は上司(トレーナー)が選手に直接指導します。
3年目に入ると部下(3年生)が新入生を指導します。
そして、上司(トレーナー)は出来ているのかチェックします。
ストレッチ、テーピング、リコンディショニング等を
1年生が「○○のやり方教えてください」と私のところに来たとき
3年生(知っている選手)に「○○のやり方教えといて」
と言うことが最近増えています。
これは私が楽をする(冗談)、いや学習をより高めるためです。
教えることは、結果として教わることになります。
学生スポーツでは、何もしないトレーナーが理想だと思います。
本来は、ケガはないほうがいいし、
選手同士ですべて出来てしまえばトレーナーは必要はないのです。
そのために選手教育をし会社組織でいうNO2(3年生)することが
重要になってきます。
組織つくりができてくると、選手同士で
ストレッチ、テーピング、リコンディショニング等を
出来るようになってきます。
そうすると
「やらされている」から「やっている」
「出来る」から「分かる」に意識が変わっていきます。
チームのボトムアップにつながると思います。
院内で学生アスリート君をチームのNO2立場に育ててみても
面白いかもしれません。
現場で10年以上私は選手を観察してきました。
そんな観察眼から生れたアドリビメソッド
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