気分がいい。


 読みたい本をあれこれ探すのは宝探し。
 面白そうなものが見つかればラッキー。
 積んでおいて摘むように読むのも楽しい。


 この頃、気になるのは「脳」に関する本だ。
 だいぶ前に養老孟司氏の「唯脳論」 を読んでからずっと関心がある。
book


 20年間、毎日10歳ほどの子どもたちと接しながら脳が育っていくのを見てきた。
 見る、聞く、書く、話す、計算する、動く、走る、我慢する、笑う、甘える、負ぶさる、泣く、遊ぶなど教室の中での膨大な事実とその変化を観察し、私は「脳」の発達というフィルターを通して理解してきた。脳は本当に不思議だ。考えても考えてもなかなかすっきりしない。

 今後も子どもの事実を観察し、子どもと直接かかわり、本を読んで脳の育ちについて愚考していくのだろう。
 せめて本をたくさん読んでフィルターの種類を増やしたいと思っている。

買った本も借りた本もあるが1月中に読む本。
・厚徳社 「欺術」ケビン・ミトニック 岩谷宏訳
・PHP研究所 「すばらしい思考法」マイケル・マハルコ 花田知恵訳
・講談社現代新書 「脳と音読」  川島隆太+安達忠夫 
・光文社 「脳がわかれば世の中がわかる」  養老孟司他 
・講談社現代新書 「超能力のトリック」  松田道弘
・岩波新書 「読書力」  斉藤孝
・講談社現代新書 「論理に強い子どもを育てる」  工藤順一
・講談社現代新書 「企画力」  横山征次
・岩波新書 「若者の法則」  香山リカ
・ちくま新書 「整体 楽になる技術」  片山洋次郎
・ちくま新書 「『わかる』とはどういうことか」認識の脳科学  山鳥重 
・中公新書 「連想活用術」  海保博之
・厚徳社 「図解 コーチングマネジメント」 伊藤守