5年ほど前から毎年、テレビ電話を使って学校間交流をしている。
子どもたちは面白いという。私も毎回新しい課題が出てくるので取り組んでいて面白いと思っている。公開授業も数回した。tvpho
 すると、何がすごいのかよくわからないが、「すごいですね。」と言われることもある。
「どうですか。やってみませんか?」と誘うことにしている。しかし公開後に自分で取り組もうという人は少ない。広まらないのだ。


 壁は確かにある。
 一つ目は、なぜ学校間交流をするのかその意義がよくわからないという壁。
・子どもにどんな力をつけるかという具体的イメージがもてないという話を聞く。
・今までの学校は外部との交流を想定していなかったから交流するとどうなるのかイメージできないらしい。もっともな理由だ。
 二つ目は、テレビ電話などのIT機器を使うことに腰が引けてしまうという壁。
・IT機器があるか、あるとしたらとりあえず使えるか、特性を生かして充分に活用できるかの見極めができないらしい。
 三つ目は、交流する相手校が簡単に見つからないという壁。
・本来、学校は文化の伝達が主目的だから情報交換をするという仕組みになっていないのだ。閉鎖的にしていても困らないといえば困らないのだ。急に相手を探してもなかなか見つからない。

2005年には教室からインターネットができるはず?だったがそれは夢となった。
勤務市では校内LANさえ整備されてない。
u-Japan 戦略が始まるというのに,その前段階のe-Japan 戦略の目標が達成されていない。

緊急メッセージ が出ている。

活性化のプロジェクトがまた始まるようだ。

それにしてもふしぎなのは国からの予算はどこに流れているかである。