授業中に発問した後にノートに自分の考えを書かせることが多い。
考えさせるには、書かせることが最適である。
教師は発問後、何をするか。
私の場合30秒ほどクラスを10周ぐらい目で見回す。
動かない。
その間にターゲットを決める。
かく

発問後の子どもたちは3分裂する。
・レベルグリーン(集中してカリコリ書き始める子)
・レベルイエロー(何かちょっと書いては止め、ちょっと書いては休む子)
・レベルレッド  (何も書き始めない子)

30秒後赤ペンを持って目指すターゲットに向かう。
とりあえずレッドがターゲットだ。
そっと歩きながら近づいてチラッとノートをのぞく。
次にその子の目を黙って見る。
そして何も書いていないノートにひとつマルをつける。

それからすでに書き終わっているグリーンに向かいその子の書いていることをチェックする。
マルを書きその中にAをつける。
AはA・AA・AAAの3段階ある。
最後にイエローだ。
先にイエローに行ってはいけない。
書いている途中に見られるのはいやなものだ。

授業が終わった後何人かの子が言う。
「先生は変だ。」という。
何も書いていないのにマルをつけるのは変だと言う。

私はぶっきらぼうに答える。

「ふーん。先生はそう思わないね。」
「だって、目を見れば考えているかどうかなんてわかるでしょ。」
「何も書いてなくたって頭を働かせているからマル。」
「でも目にマルをつけるわけにはいかない。」

「ただ考えていることがうまく書けないだけだと思うから・・・もう少しで書けると思うから未来の君にマルをつけたよ ってことなの。」

変だとわざわざ言いに来た子は「ふーん」と言ってどこかに遊びに行く。