自宅ジャム・セッション・コンテスト“アドリブ祭”!
TASCAM × YOUNG GUITAR

自宅ジャム・セッション・コンテスト
“アドリブ祭”開催中!

第1回締め切り 5月10日  第2回締め切り 6月10日
第3回締め切り 7月12日  コンテスト結果発表 8月10日


応募要項はアドリブ祭公式ホームページにて。
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祭りのあと

どうもごぶさたしてます。
アドリブ祭実行プロジェクトのNです。

自宅ジャム・セッション・コンテスト“アドリブ祭”も無事に終了し、各賞受賞者及び入賞のみなさんのお手元には受賞賞品がお届きかと思います。

受賞された方も惜しくも入賞を逃した方も、本当にご応募ありがとうございました。
老若男女…とは言わないまでも、10代の若いギタリストから40代のベテランさんまで、いろいろなアプローチが聴けて、やっぱりギターは奥が深いなと再認識しました。

今回のコンテストで、参加者の方にも「ギターは奥が深い」、または「ギターは面白い」「やっぱりギターが好きだ!」と思ってもらえたら幸いです。


さて、これにて最後の更新となります。

いろいろと至らぬ点もあったかとは思いますが、もし“第2回”があれば、よりみなさんが楽しめるような内容でお届けしたいと思います。

第2回が開催されるか否か、それは反響次第で…。

今日の東京の空模様と同じように、なんだか湿っぽくなりましたが、またどこかでお会いしましょう。










私に会いたくなったらヤング・ギターの編集後記で(笑)。

アレンジ賞 高橋晶久

アレンジ賞
高橋晶久
(青森県/36歳/MP3応募/課題曲「Play To The Music」)

受賞音源はコチラから。


弊誌ヤング・ギターの「フレーズ完コピ大賞」の常連でもあり、某ライバル誌の誌上ギター・コンテストでも上位に食い込んでいる高橋さん。

スティーヴ・ヴァイのようなニュアンスのスライド、ロニー・ル・テクロ風のミュート・ピッキングなど、好きなギタリストの影響が上手く反映されていて、非常に面白い音源でした!

「5分間の曲なので、機械的なところ、歌い上げるところ、弾きまくるところ、気持ち悪いところ、いろいろなスケールなどを詰め込んでみました」とのコメント通り、聴く場所によって曲の表情が変わっているところも面白かったです。

かなり実験的なスケール・アウトもありましたが(笑)、それも含めてオリジナリティのある音源にアレンジされていると思います。

というわけで、もう1人のアレンジ賞は高橋さんに。おめでとうございます!

アレンジ賞 小林宏至

アレンジ賞
小林宏至
(東京都/35歳/CD応募/課題曲「Play To The Music」)

受賞音源はコチラから。


小林さんはイントロからスウィープバリバリでテクニカル度全開だったため、とにかくテクニックで押すプレイヤーかと思いきや、サビでのメロディックなフレージングとハモリに非常に歌心があってバツグンの印象度!

また、オケと同じバッキング・フレーズを弾く応募者が多い中、細かく節回しを変えたりしているところも好印象でした。

全体の構成とフレーズがしっかり考えられていたところも評価ポイントだったのですが、オーヴァーダブを効果的に使って、ジャム・セッション音源ではなく、完全に「楽曲」として成立させていたところがアレンジ賞の大きな受賞理由です。

それにしても完成度が高くて耳を惹くフレーズも多く、いまだに何度も聴いてしまいます(笑)。
アレンジ賞、おめでとうございます!

テクニカル賞 豊田裕也

テクニカル賞
豊田裕也
(愛媛県/22歳/MP3応募/課題曲「Minor Jazz Blues」)

受賞音源はコチラから。


「HR/HMで応募しようと思ったのですが、音源を持っていなかったのでジャズ/フュージョンで応募しました(笑)」という豊田君。

前半はニュアンスや味を重視したプレイをしているけど、どこかテクニカル系ギタリストのような雰囲気が…と思っていたら、後半のゲインアップしたあたりから本領発揮。

歪ませた途端にもう水を得た魚状態で(笑)、前半の大人しめのプレイとは別人のようなテクニカル・フレーズのオンパレードにびっくりしました。

しかも、1音1音の粒立ちもハッキリとしていて、これは相当テクニカル。

「イングヴェイ・マルムスティーン→ポール・ギルバート→昔のクリス・インペリテリをイメージして順番に弾いた」という、最後の速弾き部分も実に痛快でした。

レガート時にちょっとリズムが乱れるけど、十分テクニカル賞に値する実力です!

テクニカル賞 関野 愉

テクニカル賞
関野 愉
(東京都/44歳/動画応募/課題曲「Progressive HR」)

受賞音源はコチラから。


動画で応募していただいた関野さんは以前、弊誌『ヤング・ギター』のレギュラー企画“完コピ大賞”のグランプリ常連だったようで、映像を観る前からその演奏は期待大でした。

昔からリッチー・ブラックモアに傾倒しているようで、ラージ・ヘッド・ストラトを駆るリッチー御大のような伝統的テクニカル・プレイヤーかと思いきや、動画を観て唖然。

マティアス“IA”エクルンドでお馴染み(?)の“Apple Horn”じゃないですか(笑)。

さらにプレイを観て唖然。

高速フル・ピッキングやスウィープの連発、さらには無謀とも思える極限のスキッピング…。

「編集不能な生録り、ガチンコのアドリブにこだわりました」とのことですが、生音の音圧も凄いし、ここまでテクニカルなことをやってのけるとは…。

文句なしのテクニカル賞です!
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