”愛に生きる”を応援する土居一江 
です。
先日、「今日は、何しようかな～？」と思いながら
フェイスブックを開けると
一番上に友だちが映画のシェアの記事。
それがこちら
これ、きっといい！
この日はサービスデイで安い！
丁度いい上映開始時間！
行くやつでしょ！！（笑）
めっちゃ行ってよかった！！
なぜ、植物が枯れていくのか
なぜ、生きものたちが減っていくのか
いのちと向き合ううち、彼は氣がついた
「大地の呼吸」が弱っていることに
人間がもたらした小さな「詰まり」が
大きな土砂災害や河川の氾濫に繋がっていることに
窒息寸前の大地に息を吹き込み
堰き止められた循環を取り戻すため
全国を飛び回る造園家／環境再生医 矢野智徳
自然にならう彼のやり方に共鳴し
かつての「杜」を蘇らせるべく働き始めた人々と
木や大地、生きとし生けるすべてのものとの
いのちの交歓と再生の物語
ー「杜人」パンフレットより
始まって３分で泣きそうになった。
留まっていた水が流れる映像に。
まだ映画の内容もわかってないのに…。
山の途中やすそ野で
アスファルトやコンクリートで固められ
大地は、窒息寸前だという。
良かれと思って土留めたそのU字構が、
水の流れを止める。
水が止まれば空気も入らない。
彼は、水が流れるように大地に穴をあけ
風が抜けるように雑草を刈る。
だけど、むやみに刈ったらいけない。
風の声を聴く。
こちらの都合ではなく、自然の都合を聴くのだ。
森のお話だったけど、
私には、子どもの話に見えた。
同じだった。
パンフレットの言葉を子どもに置き換えてみる。
なぜ 子どもが枯れていくのか
なぜ 子どもが減っていくのか
なぜ 子どものいじめ・自殺が 年々 増すのか
すべてに共通する原因
それは「子どもの心の呼吸」にあった。
街のコンクリートは、良かれと思ってのものだと思う。
だって、丈夫だもの。歩きやすいもの。
親だって良かれと思って、ダメ・やれ・こうなれを言う。
しかし、それが窒息を生む。
「土砂崩れは、大地の深呼吸。
息を塞がれた 自然の最後の抵抗」と矢野さん。
子どもの問題行動は、土砂崩れだ。
（反抗・いじめ等）
息苦しいと教えてくれているのだ。
これ以上、固めるのをやめないか？
私は、子どもに呼吸してもらいたいんだな。
留まっているものを流したいんだな と思った。
それが自然の姿だから。
年間400名を超える子どもの自殺。
子どもが枯れていく…。
草が枯れ、木が枯れ、森が枯れれば
向かう先は…
私は
彼と同じようなことをしているのだと思った。
規模は違うかもしれないが、相似だ。
親子の関係に風穴をあけ、水路を通す。
すると、
森や木々が生き返るように、
子どもも本来の姿を取り戻し元気になる。
今や、窒息しそうなのは、子どもだけでない。
大人もだ。
始まって３分で泣きそうになった。
留まっていた水が流れる映像。
息をしている限り、まだ間に合う。
流れ出せば大丈夫だ！
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