6月1日
「小児科医のぼくがつたえたい 最高の子育て」
著者である 慶応義塾大学病院の小児科医
高橋孝雄先生の
ZOOM講演会に参加しました。
【子どもを育む遺伝の力 環境の力】
医療科学からの視点と小児科医として
たくさん子どもと関わったからこそわかる
子どもと母のあたたかな関係を
わかりやすく語って下さいました。
「小児科学」の最終目標を
「たとえ生まれつきのものであっても困難を克服し、人として幸せな人生を手に入れること」
としていることを教えてくださいました。
アドラー心理学と一緒や!!
「生まれ持ったものを(幸せのために)
どう使いこなすか?」
本当に大事なことだなーと実感。
そして、
遺伝=成長と発達
誰一人変わらず持つ2万個の遺伝子の働きは
お腹の中から始まっていて
たとえハンデを背負って生まれてきた
としてもそれは「遺伝」であって
胎教でもなく、ちょっぴり飲んじゃった
お酒のせいでもなく、
後期の遠出などではなく、
ぜーんぶ遺伝子で決まっていたんだよってこと。
でも、
お母さんは絶対自分を責めちゃうんだって。
しかも周りにも(夫、義父義母)
なんかにも責められちゃう
悲しすぎる!!(ここで1度目の号泣)
でもそれが、まぎれもなく子どもを
思う母の「母性」
「母性」ってお母さんだけに
あるものじゃなくて
お父さんにも「母性」はあるし、
お母さんにも「父性」もある。
ただお母さんに母性が多いだけ。
だから
子育ては
お父さんは母性を学ぶチャンス
お母さんは父性を学ぶチャンス
なんだって。ほー・・・。
世のお母さんは、子どもの
「成長曲線」に敏感で
(かくいう私も息子が背が小さくて気にしてた)
線の真ん中が一番「正しい」
と思ってしまうらしいけど
真ん中は「平均」であって、
高橋先生は
「正常なものには、必ず(素敵な)バラツキがある」
とおっしゃってました。素敵な・・・
それが「個性」なんだよね!
遺伝子はみーんな同じ数だし、
双子とかきょうだいとか
同じ母から生まれてるのに、
なんであんなに個性がちがうの?
ってことについては
2万個の遺伝子は音符♪
楽譜が全く同じでも、何でどう演奏するかで
変わってくる。
楽器を使う子、歌を歌う子、指揮をしたい子
どう演奏するか自分で選んでいる。
だから個性がでてきるんだ。
と、素敵にわかりやすくお話する先生はとってもロマンチスト(そしてしゃべり方もお茶目)
そして「環境」の話
「教育環境]
生まれつき読み書きが苦手な
ディスレキシアの子
同じように学校で教育をうけると
始まりは下のほうでも、
同じ曲線でできることが増えていく
いわゆる普通よりは下だけど
教育の力で必ず伸ばせるチカラが
あるということ。
でも読み書きって小学校で頭打ちだということ。
私もあんなに
「くだらないし、苦痛」と思っていた
「音読」は、自分の耳から自分の声で
文章がはいってくること。
必要なことなんだって!
これには、驚いて、次の日からしっかり
息子にやっていただきました(笑)
[インターネット環境]
これ聞きたかった!休校で急速に
すすんだオンライン化。だけどリスクは
〇無言化
〇孤立化
〇実体験の減少
そうそう!それ「実体験の減少」よ!
大きくうなずきました。
ゲームの中でただ敵が死ぬ。生き返る。
そこに感情もなくて
一方的な学習もその先生の空気感や
ききたいのにきけないとか
やっぱりなんか違う。
環境には実体験が必要!
実体験がないと牙をむく
そう語った高橋先生の言葉が
じっくり染みわたりました。
実体験がないと、想像できない
想像できないと覚えることも
教えることもできない
そして子供に持ってもらいたい
3つの力を示してくださいました
1.意思決定力
2.共感力
3.自己肯定感
そこに想像力があるから
未来の自分を想像して、描いて
自分で選んで、誰かと共感しあいながら
自分がよりよくありたいと、自分を肯定できる。
ああ、自分が伝えたいことと同じだな・・・と思いました。
そして
子どもが生まれながらもつもの
母を思う遺伝子
どんなに虐待ネグレクトされても、
子どもは絶対親のせいにしない
自分が悪いという
あれは、言わされているんじゃなくて
本当にそう思っているのだと・・・
切なすぎてまた号泣。
先生が小児科医としてみてきた親子は
あまりにもせつない関係でした。
わたしたちは社会全体で子どもへ
母性を伝える代弁者
にならなくてはいけない
【傾聴力】
子どもに寄り添う優しさを
持って話をきく
【説得力】
子どものなぜ、どうして、
必要かを納得させる強さ
すべての大人が子どもに寄り添える社会
もはや、涙止まらず。
本当にそんな社会を願いたい!
いやそんな社会にしなきゃ!
高橋孝雄先生の
新刊が6月25日に出るそうです。
ぜひパパにもママにも読んで
いただけたらいいなと思います。
***************




