「龍つなぎの旅」35日目。愛媛県 龍神社。





【龍神社までのアクセス】
JR波止浜駅から徒歩10分。


【天気】
晴れ。


【混雑状況】
日曜日、10時頃。空いている?(参拝者はいませんでしたが…)


【ご祭神・ご本尊】
《本殿》
・彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)
  浦島太郎、山幸です。
・豊玉毘賣命(とよたまびめのみこと)
  乙姫様、龍神様です。
・豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)
  八大龍王様です。
・鵜茅葺不合命(うがやふきあえずのみこと)
  ひこほほさんの子供、神武天皇の父です。

《相殿》
・須佐男命(すさのおのみこと)
  すーさん!


【ご利益】
調べたのですが、正式な記載は見つからず。

祀られている面々が先日の「龍宮神社」に酷似しているので、やはり「安産、航海安全、交通安全、厄難消除、事業繁栄」などだと思われます。


【伝説・由緒】
1683年に塩田築造の功労者 長谷部九兵衛、代官園田藤太夫らが、塩田の無事完成と繁栄を祈願して、日頃信奉していた近江国勢田の八大龍神を勧請した社です。

・その影響もあってか、境内に「塩竃神社」もありました。塩じい!(馴れ馴れしさよ)



・毎月1日と15日には、龍神さまの使いの鱶が参拝すると言われています。


【見どころ】
・水に浮かぶ鳥居。
  扁額はどちらの面にもありませんでした。



【内容】
川(海の近くなので海水かも?)に浮かぶ鳥居がある神社です。干潮時は川底まで鳥居が露になることもあるそうです。

陸にある一ノ鳥居をくぐると…どうやら今日は大掃除をしているようで、ご近所の方が10人くらい境内でほうきを持って作業をしていらっしゃいました。お邪魔にならないように参拝させて頂きます。

境内は、階段を30段くらい上がったところに平坦な敷地がある「小高い丘」タイプです。
手水は節水のため停止中とのことなので、早々に拝殿にてお参りさせてもらいました。拝殿内には「龍神社」と書かれた大きな社額が飾られていました。「龍」という文字を見るだけで元気になります😊




本殿の裏手に回ってみると、無駄な音が消えるような感覚に包まれます。旅の間に何度か遭遇した状態で、勝手に「無音ゾーン」と名付けています。実際には工事の音や鳥の声は聞こえているので、「完全な無音」ではありません。表現しにくいのですが、静寂で「シーン…」となる時の耳の感覚に似ている状態になるものです。耳なりとは違うのと、ピンポイントでしか起こらない、そこにいる限り続く現象です。やはり本堂の裏手は違うのかなー、と思いました。

その後、階段を下まで降りて境内の周りをぐるりと徘徊しました。
すると拝殿左側の低い場所(本殿からは直接行けない)に塩竃神社がありました。塩じい!もちろんお参りします。

更に本殿裏側に迷い込むと、裏側から少し上がれる階段を見つけました。鳥居もあります。

その先には「神明橋」と「神明神社」がありました。分かりにくい場所にあるので気付きにくいかもしれません。





その神明神社の拝殿前に歩み寄ってみると、またしても「無音ゾーン」になりました。しかも先程より強い印象を受けました。よくよく周りを見ると、なんとここは龍神社の本堂の真裏でした(見上げたところに先程自分が立っていた本堂裏が見えます)。だからかもしれません。こちらの神社ではここが一番良かったです。しばらく空気を感じてみます。

その後、社務所でご朱印を頂き帰路に着きました。


【御朱印】
社務所にて受け付け。社務所は正面側の鳥居(水に浮かぶものではない)の右手前の建物です。入り口に社務所と看板あります。声をかけて、ご主人か奥様に直接お願いする必要があるので、ご不在だと頂けないと思われます。



【総評】
年末だから大掃除をされていたようで、素晴らしいと思いました。私も近所の神社が汚れていたら定期的にお掃除したいくらいですが、いつもピカピカにされてるのでお役には立てない状況です。もう、神社に勤めるしかないですね!(どんだけ掃除したいの?)

古くから大事にされている神社のようで、町中にあるのに居やすい印象でした。また綺麗になった後に来てみたい気持ちになりました。


【NEXT】
高知県 海津見神社(わだつみじんじゃ)。


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