「龍つなぎの旅」31日目。鹿児島県 龍宮神社。





【龍宮神社までのアクセス】

JR山川駅からバス。「知林ヶ島入り口-池田湖行」で29分。「長崎鼻下」下車、徒歩3分。


そう書かれていることが多いですが、JR指宿駅からバスのほうが良いと思います。山川駅の近くの駅なので、バス乗車時間は10分増える程度ですし、始発なので席に座れる確率が高いです。今回は経由地の山川駅から乗ってしまい、30分くらい座れずにいました。



【天気】

晴れ時々曇り。



【混雑状況】

水曜日、11時頃。空いている。



【ご祭神・ご本尊】

豊玉姫命(とよたまひめのみこと)



【ご利益】

縁結び、航海安全など。



【伝説・由緒】

・童話「浦島太郎」は「山幸彦」と「豊玉姫」がモデルになったお話だそうです。つまり「乙姫様」とは豊玉姫のことです。ということは、「乙女様は龍神様」ということになります。だから「竜宮城」と呼ばれるのかもしれません。



【見どころ】

・竜宮城のような見た目の門。



・浦島太郎の像

  この「長崎鼻」という岬が、浦島太郎が竜宮城に旅立った場所とされています。



・薩摩長崎鼻灯台

  あの「日本ロマンチスト協会」が「恋する灯台」に選んだ絶景スポット!(どの?)



・近くの「枚聞神社」

  浦島太郎のお話に出てくる「玉手箱」が奉納されている神社です。



【内容】

来ました、竜宮城の入口です。旅立ちの時です。

つまり、豊玉姫の海の家への入口です(夏っぽい(冬なう))。


これで「竜宮城」の名称の謎が解けました。

龍神様がいらっしゃる宮だった、ということですね。


バスを降りて少し坂を下るとほどなくして「竜宮岬」に到達します。岬に入ってすぐの所に、御朱印を扱うお土産屋さんがあり、すぐ右隣が龍宮神社になっています。

境内には階段はほぼ無く、神社も海も全部合わせて一望することができます。絶景です。


数日ぶりに晴れた状態で一面の海が見れました。

どこまでも広がる海を見ていると心が解放され、澄んでいくような気持ちになります。やはり海はすごいです!


龍宮神社にお参りします。





拝殿の手前が、絵本で見た「竜宮城の入り口」のようになっています。石の門の上に朱色の建物があるような形状です。


中に入るとお賽銭箱の隣には「貝に願い事を書いて納める」という「貝殻祈願」をする場所が用意されていました。よく見ると、周囲の大きな壺や、本殿の軒下、本殿右の貝塚という建物には、願い事が書かれた貝がぎっしり詰まっていました。永久に保管してくれると書いてありました。すごいですね😳




その貝殻のせいか、ここは本堂裏手よりも拝殿前のほうが爽やかな場所に感じました。人が来ないことを確認しつつ、この辺でこそこそ滞在します。


神社から更に道を進み、岬の先端方向に向かいます。途中には「浦島太郎と亀」の像や、「ハート型の枠(撮影スポット?)」「灯台」がありました。

ハート型の枠の中に灯台を入れて撮影できます。さすがはロマンティック協会!



そんなことより(え。)、西側の海の向こうに見える「開聞岳」がとても素敵でした。誰しもが思い描くような綺麗な「山」の形をした山です。麓が海なので、まるで海に浮いているようにも見えます。絶景です。



そんなこんなで灯台の場所まで来ました。

そこから先は岩場が続いていて、ある程度は道っぽいところもありました。何がなんでも岬の先端に行ってみたい勇者は、岩場を進んでみてください。私は無事撤退しました。



灯台(中には入れません)からの景色も良かったです。九州の先っちょなので、とにかく海が無限大に、いやインフィニティーに(同じ)広がっています!ビバ、海!!


その後は御朱印をもらいに「にしき本店」に向かいました。安納芋の焼き芋があったので買ってみたら、座ってお茶を飲んで行ってと言われて、アセアセしながらお店のご婦人たちと談笑し、店を後にしました。優しいおばちゃんたちでした😄



【御朱印】

近くのお土産屋さん「にしき本店」にて取り扱っています。




【総評】

竜宮城っぽい雰囲気、そして背後に広がる海の景色と、とても素敵な場所でした。店のおばちゃんの話では、かなり観光客が来るとのことで、ちょうど空いているタイミングでお参りできたようです。


来る途中から、龍雲もたくさん見れました。亀、パックンフラワーの曇も見れました。空もとても楽しい1日でした😊



【NEXT】

宮崎県 大御神社(おおみじんじゃ)。



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