「龍つなぎの旅」29日目。佐賀県 海童神社。





【海童神社までのアクセス】

JR肥前竜王駅から徒歩17分。



【天気】

曇り時々晴れ。



【混雑状況】

月曜日、10時頃。無人。



【ご祭神・ご本尊】

・豊玉姫命(とよたまひめのみこと)

  大綿津見神の娘、龍神様です。

・豊玉彦命(とよたまひこのみこと)

  八大龍王様です。

・埴安姫命(はにやすひめのみこと)



【ご利益】

縁結び、恋愛成就、商売繁盛、除災厄除、芸能上達、学業成就、金運など。



【伝説・由緒】

・有明海沿岸に数多くある神社の中で、その中心になる神社です。

・古来海神を祀り、平安時代から海上交通の守り神として信仰を集めています。

・境内の楠の巨木は県の天然記念物です。

・ご祭神の「豊玉姫」が別名「龍神」と言われ、この地域にある「龍王崎」はここからきたものです。

・毎年10月1日には面浮立が奉納され、この面浮立は敵襲の際、鬼面をつけて戦い、その祝勝として舞ったのが始まりです。

・背後の丘陵に分布する約20基の円墳からなる龍王崎古墳群は、大陸・朝鮮半島文化の影響が見られるものが多く含まれており、重要な価値を持っています。



【見どころ】

・天然記念物のご神木。

  大きすぎました!

・古墳群

  群!



【内容】




今日も昨日に続き、空は一面の曇り空。

でも目的地に近付くにつれ晴れ間ができ始め、ついた頃には周辺だけ晴れているような状態でした。

龍神様ありがとうございます☺️


神社は階段から始まるタイプで、30段くらい上ると、境内は平坦な敷地となっています。広さは町の神社といったところ。




風も少し強めに吹いていたのですが、階段を上り境内に着くころには微風程度になりました。小高い丘に鎮座していて木々に囲まれているからでしょうか。小鳥の声は今日も元気です。木漏れ日と相まって、自然の緩やかな雰囲気を味わわせてくれます。


境内に上がって最初に思ったのが、

「御神木でか!!😳」でした。

天然記念物に指定されているらしく、ラスボス感を出しまくっているようなとても立派な楠(くすのき)でした。根はひとつなのですが、そこから太い幹が幾つも延びていて、大きさが大変なことになっています!これを見るために訪れても良いのではないか…そう思えるほど幻想的で、壮大な御神木でした😆



本殿には豊玉彦様と豊玉姫様が祀られています。豊玉彦様は「八大龍王」と言われています。豊玉姫様は「龍神」です。神社の説明書きにも「別名が龍神であり、この地域の「龍」の付く名前の由来でもある」と記載がありました。地図で調べると、確かに「龍」がつく場所が多いです。古くから地域で深く信仰を受けてきた神社なのです。


ただ、現在は昔ほどではないのかな…と思えるような状態でした。社務所などはなく、遠隔でお手入れをしに来てくださっている程度のようでした。すごい神社なので、もっと人気が出て元気な場所になって欲しいです! 



お参りを済ませ、本堂の回りをぐるりと歩いてみます。


裏手に回ると小さな稲荷があり、その奥には「古墳群」に繋がる山道がありました。道はかなり廃れていて、古墳と良い勝負でした(大げさ)。






草木で道が塞がれ気味なので行くのは断念しました👍古墳は小さなものが幾つかあるようで、マップも掲示されていました。


本殿の真裏にも行けたので、いつものように静かに立ってその場の空気を感じてみます。

境内に入った時に風が止み、少し涼しくなったように感じましたが、本殿裏手はさらに冷えるように感じます。試しに両手を左右に大きく伸ばしてみると、やはり「本殿の真裏」と「少しずれた位置」では手の平で感じる温度が全然違います。



また、少し横に進むと根本が空洞になった古木があったのですが、そちらの方がより冷たく感じました。その古木については何も説明のようなものは無く、どのようなものなのかはわかりませんがでした。


どちらにしても、力強い印象を受けたので、しばらくいつものようにその辺りに滞在していました。そして元気をもらえたので、帰路につきました



【御朱印】

本堂の賽銭箱の右側に書き置きがありました。



【総評】

大楠も圧巻でしたし、神社そのものも強い力を感じる素敵な場所でした。暖かい日だったら、境内のベンチでうとうとしたくなります。とても居心地が良かったです。



【NEXT】

長崎県 龍神社。



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