「龍つなぎの旅」24日目。岡山県 龍泉寺。



【龍泉寺までのアクセス】
吉備線 備中高松駅からタクシー15分、2700円くらい。バスはありません。歩くと1時間半くらいです。


【天気】
快晴。


【混雑状況】
水曜日、11時頃。空いている。


【ご祭神・ご本尊】
最上位経王大菩薩
・八大龍王
・鬼子母神
・三面大黒天


【ご利益】
厄除け、商売繁盛、交通安全、家内安全、開運、合格祈願、諸願成就、病気平癒など。


【伝説・由緒】
奈良時代に山岳修行をしていた報恩大師が作った。
・岡山県のパワースポットNO1とも言われている。
・「龍王山」の中腹にある。
桃太郎伝説の「猿」のモデルとされる楽々森舎人が山頂の岩をうがって水を湧き出させたことが、龍王池の由来とされる。



【見どころ】
・龍王池
  透明度が高く、大きい。幻想的な景観。八大龍王のご神体とされている。


・龍王池の岸に建つ鳥居
  池の反対の岸から見ると、池、森、空、鳥居の赤、が綺麗な絵になります。

・干支の石像
  それぞれに「ここを触るとこんなご利益がある」という説明があります。


・龍王の滝
  今回は修復中で見れませんでした。150年の歳月と、昨今の豪雨で龍の顔の部分にいくつも穴が空いてしまったと記載ありました。150年も滝に打たれる人を浄化してくださり、ありがとうございました。


・太閤腰掛岩
  豊臣秀吉が行軍中の休憩で腰掛けたと言われる岩。「太閤」とは秀吉のことを指します。役職のようなものです。

・ユルギ岩
  指一本で動かせる約11トン(乗用車11台分)の大きな岩。これであなたも北斗神拳伝承者。


・睡蓮(スイレン)の池
・紫陽花(アジサイ)
・龍神の松

・鯉岩



【内容】
龍王山の中腹にある、龍王池のある、龍泉寺ですよ!そりゃ龍でしょうとも!龍!(はしゃぐ)

岡山駅から「桃太郎線」に乗っていきます(そんなのあるのね)。
岡山駅できびだんごも買ったので、レッツゴーです!
お供に猿龍と雉龍と犬龍がついてくるといいなぁ!(何言ってんだコイツ)


お寺ですが、八大龍王を祀っています。
よく見る八大龍王の赤いのぼりもたくさん並んでいました。ほぼ山頂に近く、景色は山、そして大きな青い空が広がっています。とても開放的です。
やはり晴れると景観の良さはとても良くなります(*^^*)



ご本尊をお参りして、さっそく龍王池に向かいます。

噂通りの澄みきった水と山あいの景色が素晴らしく、所々にベンチが用意されているので、それをゆっくり楽しめるという優しい設え。

池は周囲が2kmという、湖に近い大きさです。
池の向こう岸には八大龍王を祀っている鳥居が赤く際立って見えます。ゆっくりと自然の中を歩きながら、鳥居の方へ向かいます。

道の左側、池への降り口に鳥居がひとつ。そして道の右側の八大龍王が祀られている場所にもう1つ鳥居があります。

まずは祀られている大きな石にお参りして、池のほとりに降りていきます。写真が変わった光り方をしました。



実はこの池が八大龍王のご神体だそうです。
普通に湖岸のようになっているため、水に触れることができます。湧水のようで、とても澄んでいて冷たかったです。自然に包まれているというのもありますが、なんだかとても癒される場所です。



しばらく池の辺りで癒された後は、いくつかある見どころを回りました。

「ユルギ岩」は、とても重いのに指一本で動くという岩。確かに少し動きました!

龍王の滝は残念ながら修復中で見れず。また見にきます!

案内板には記載がなかったのですが、駐車場から本堂に向かう途中に「音玉の坂」という場所があり(立て札があります)、柏手を打つと、響いた音がなぜか本堂のほうでもう一度鳴る…というものでした。面白いです。



【御朱印】
社務所にて、お札やお守りと共に受け付け。



【総評】
昨日の夜に必死でネット予約した新幹線や特急のチケットが、「西日本では発券できません」と言われて全部キャンセルして買い直したり、新幹線に乗り損ねたりと色々あり疲れ果てていましたが、救われました。龍、水、自然に感謝です。ありがとうございます(*^o^)/\(^-^*)
…自分の確認ミスなのですが(笑)

余談ですが、タクシーの運転手の方に「この近くの最上稲荷は日本三大稲荷ですよ」と教わったのですが、後で調べたら日本三大稲荷は「1 京都府 伏見稲荷」「2、3 候補が12箇所ある」とあり、それぞれが「うちが三大稲荷」と言っているようでした。仲良く「13大稲荷」でいかがでしょうか?


【NEXT】
鳥取県 神崎神社。


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