「龍つなぎの旅」17日目。静岡県 富士山本宮浅間神社。




【浅間神社までのアクセス】
JR富士宮駅から徒歩10分。


【天気】
晴れ。


【混雑状況】
水曜日、10時。空いている。


【ご祭神・ご本尊】
《主祭神》
木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)
  別称 浅間大神
  =瀬織津姫=龍神
  富士山の女神と言われている。

《相殿神》(一緒に祀られている神様)
瓊々杵尊(ににぎのみこと)← 旦那さん
・大山祇神(おおやまづみのかみ)←お父さん
   


【ご利益】
・起業
・事業繁栄
・悪運浄化
・縁結び
・交通安全
・迷いを断ち切る
・家庭円満
・安産
・航海 など


【伝説・由緒】
・全国に1300以上ある浅間神社の総本社。
・拝殿右に湧玉池がある。山岳信仰が盛んになった際は、登山前にこちらで禊をしてから登っていた。
・富士山の噴火による荒廃が続いたため、これを鎮めるために浅間大神を祀った。それにより噴火が収まったことで崇敬を集め、富士山信仰の始まりとなった。
・木花之佐久夜毘売命は大変美しく、ご懐妊の際、貞節を疑われたことから証を立てるため、戸の無い産屋を建て、周りに火を放ち御出産になられました。そして、無事3人の皇子を生まれたという故事にちなみ、家庭円満・安産・子安・水徳の神とされ、火難消除・安産・航海・漁業・農業・機織等の守護神として全国的な崇敬を集めています。 木花という御神名から桜が御神木とされています。境内には500本もの桜樹が奉納されており、春には桜の名所として賑わいます。また、申の日に富士山が現れた故事から神使いは猿といわれています。


【見どころ】
・富士山と融合した景観。
・朱色が映える拝殿。
・拝殿右手の湧玉池。
・厳島社の末社(市杵島姫)


【内容】
境内は広々としていて平坦な道が続いています。歩きやすいです。
今日はとても空いていましたが、混雑時はものすごく込みそうです。「参拝時は7列に並んで」とか「長くお祈りする方は横に避けて頂き」などの注意書きがありました。大変なことになるのがよくわかります。

鳥居をくぐると、温度が下がり、清涼な感じがします。東京都の田無神社で感じた、神聖な場所にいる感覚です。ここは気持ち良く過ごせる予感がしました。




拝殿にお参りします。
少し重いのですが、柔らかく暖かい印象を受けました。重いのは富士山のパワーでしょうか。

お参りを終わり移動をしていると…重い!そして頭痛い!…そう思っていたら、絵馬とおみくじがたくさん結ばれているエリアにいました。人の思いが重い?(なんちゃって)

続いて拝殿右手にある「水屋神社」でご霊水を頂きます。富士山から湧き出る水のようです。200円のお賽銭を入れると空のペットボトルを頂けます。


その隣には「湧玉池」があります。
池が思いの外美しく、金色の鯉が一匹だけいたり(他は見れなかった)、鴨がたくさんいて面白可愛かったりしました。その可愛らしさに、鴨を飼いたくなってきました。池のある家を買うところからスタートです!(500年ローン)




池は水も綺麗で透明度が高く、水中には色鮮やかな緑の草が生えていて、とても絵になりました。感動しているとちょいちょい鴨が視界に入ってきて面白い動きをするので、笑ってしまいました。楽しく美しい時間をありがとう(^o^)/

池にある小さな浮島には「神路橋(かみぢばし)」という赤い橋がかかっていて、市杵島姫(龍神)が祀られていました。しっかりお参りします。



今日は人が少ないのに、三度もお祓いが行われていました。お裾分けを頂けた気分になります♪

御神木の桜の木の近くに行くと、すぐ傍におみくじがたくさん結ばれていました。「手伝って」と言われた気がして、少し浄化のお手伝い。
経験不足なのかもしれませんが、あまり御神木とおみくじ掛けが隣接されているのをみたことがありません。なんだか御神木が力をたくさん使うことになり大変そうに見えます。杞憂でしょうか。

そしてなにやらこちらの社は傷んだところも多く修復が必要とのことで、協賛金を募っていました。なんとなくお渡ししたいと感じ、今回は生まれて初めてそういったものを納めてみました!(少額ですが)
少しでも神様の居るところが綺麗に保たれれば嬉しい限りです(*^o^)/\(^-^*)


【御朱印】
拝殿の右手にある授与所にて受付。お札とお守りは、右手と左手のどちらの授与所でも扱っていました。


【総評】
全体を通して清々しく、長居したくなる気持ちの良い場所でした。鴨でも楽しい気持ちになれますし、人混みを気にしなくて良い状態の時は、とてもお勧めです。
ちょっと目立たないのてすが、拝殿を正面に見た時の左手後ろ(門をくぐってすぐ左手)に長椅子が幾つか設置されています。そこでゆっくり境内を眺めると良さそうです。




【NEXT】
愛知県 熱田神宮。