「龍つなぎの旅」16日目。神奈川県 箱根神社。





【箱根神社までのアクセス】

箱根登山鉄道 箱根湯本駅からバス。箱根町港行(H系統かK系統)に乗り約50分乗車。「箱根神社入口」下車すぐ。帰りは隣のバス停「元箱根港」から乗車をお勧めします(時間により箱根神社前をスルーするため。)



【天気】

曇り。



【混雑状況】

火曜日、12時。少し混んでいる。


【ご祭神・ご本尊】

《箱根神社》 

・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)

・木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)

・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)

  この3柱を「箱根大神」として祀っている。


《九頭竜神社》

・九頭竜大神


・箱根山が御神体。



【ご利益】

・開運

・交通安全

・心願成就

・縁結び

・安産 など



【伝説・由緒】

・「関東総鎮守箱根大権現」として信仰されています。大権現、関東代表です。

・ 創祀は、聖占仙人が箱根山の駒ヶ岳に神仙宮を開き、同主峰の神山を神体山としてお祀りされた時になります。

・奈良時代に箱根山に入峰した万巻上人が、箱根大神の御神託を授かり勅願をもって現在の地に社殿を建立しました。

・芦ノ湖に巣くう悪行を働く毒龍を万巻上人という偉いお坊さんが鎮め、その龍が真面目な龍になって祀られるようになったのが九頭竜神社と言われています。



【見どころ】

・九頭竜神社

・龍神水

・平和の鳥居(芦ノ湖に浮かぶ鳥居)

・箱根神元宮(箱根神社の奥宮)



【内容】

最も近いバス停を降り、15分くらい歩くと参道に到着します。それまでに、車道を跨ぐ大きな鳥居が2つあります(全部で3つありますが、ひとつはバス停手前にあるので実際にくぐるのは2つ)。




参道左には授与所があり、鳥居をくぐって進むと、なかなかの階段が待っています。

階段を上まで上ると拝殿と九頭竜神社の摂社があります。

・箱根神社 拝殿





そこの階段以外はおよそ平坦な道のりとなっています。階段は長いですが、整備されているので歩きやすいです。ちなみに階段の左の方には細い坂道もあります。段差が苦手な方はそちらから。


人は多かったのですが、鳥居をくぐってから拝殿前までは清涼な感じが広がりました。


拝殿前にはお守りなどを売っている授与所があります。こちらには御朱印はないように見えました。


拝殿にお参りし、続けて隣の九頭竜神社の摂社にお参りします。





鳥居の手前には、九頭竜を模した手水舎が備えられています。首が九つ並んでいて、持ち帰りたくなるカッコよさ!(逮捕)

バッシャバシャに写真を撮って、早速お参りします。


拝殿は朱に染まっていて、屋根付きの社は広めの空間をとっています。なかなか開放的です。





見逃しがちですが、社の天井には龍の天井画があります。空いていたら是非立ち止まってご覧になってください。


九頭竜様に旅の成就と龍神様の力を繋いで頂くことをお願いし、日々安寧であることを感謝します。


箱根神社は人の多さに負けないくらい力が強いようで、全体的にとても神聖な感じがしました。この九頭竜神社の社内は、特に良く感じました。龍の絵もあってほくほくです(そのせいかも?)。


できれば九頭竜神社の本宮、箱根神社の奥宮も巡るのが良いとは思うのですが、「繋ぎ、撹拌する」ことが目的のこの旅。時間の都合もあるので、今回はここまでの来訪となります。



皆さんは1日かけて三社を回ることをお勧めします。

奥宮は山頂付近にあり、晴れた日は富士山も間近に見え、絶景だそうです。



【御朱印】

箱根神社の麓の鳥居付近にあります。お札やお守りもこちらで扱っています。



【総評】

観光地ということもあり、平日にも関わらず人がたくさんいました。昨日の江島神社と似たような状態です。ただ、山の力や龍神の力が強いのか、それでも神聖な感覚になりました。


尚、「私はこの旅をすることで正しいのでしょうか?この旅の行く末は大丈夫ですか?」と念じ、尋ねながら引いたおみくじの結果がこちら。


頂いた回答がドンズバ過ぎて、読んだときに思わず笑ってしまいました。


【独り言】
人の心は弱いもの。
教わった、聞かされた「正しさ」「正義」「真実」をそのまま信じてしまい、自分の中にある「真実」や「本当の意味」を掻き消してしまう。そして「生きる道」ですぐ迷子になる「脆い心」の生き物。
でも弱いということ自体は「優しさ」でもあるから素晴らしいこと。否定しなくていい。
だから、その「弱さ」も優しく包んで持ってあげて、勇気を持って前へ進みましょう。


【NEXT】

静岡県 浅間神社。