「龍つなぎの旅」15日目。①山梨県 山梨岡神社。




【山梨岡神社までのアクセス】
JR石和温泉駅から徒歩15分。


【天気】
晴れ。


【混雑状況】
空いている。


【ご祭神・ご本尊】
・大山祇神(おおやまつみのかみ)
・高龗神(たかおかみのかみ)
・別雷神(わけいかずちのかみ)

・夔神(きのかみ)
   牙や鬣を持つ一本足の奇獣。
   魔除け・雷避けとしての信仰を受けている。
   日本でここにしか祀られていない。
    (普段は見れず。写真はネットより。)

山の神、水・雨の神、雷の神など自然神を祀る神社です。

【ご利益】
・健康祈願
・無病息災
・合格祈願
・学業成就
・厄除け
・家内安全
・交通安全
・開運招福
・安産祈願

・雷避け
・魔除け

【伝説・由緒】
・山梨県の県名の発祥。
  崇神天皇が国内の疫病や災害が蔓延していることから、これを治めるために御室山に創始され、その後、成務天皇が、ふもとの「ヤマナシ群生林」を切り開き遷し、「山梨岡神社」と名付けたことから、「山梨」の地名発祥の地とされています。

・武田信玄が出陣の際に戦勝祈願として奉納された「太々神楽」があります。



【見どころ】
特にありません。


【内容】
小さな神社です。
境内は平坦でお参りしやすいです。
特徴としては「夔神(きのかみ)」という変わった神様を祀っているところです。
歴史はなかなか古く重いのですが、知名度はとても低いです。
手入れがされていないのか、自然信仰が強いからなのか、境内にはクモの巣が多いです。汚くはないので、自然を大事にしているのだと思っています。
清涼感があり、清々しい場所です。






ここはとても思い出深い神社です。

最初に来たのは龍神様のことを意識し始めた直後でした。仕事も火を吹くほど忙しく、疲弊しきっていた時期です。なんとか合間を縫って慰労の旅行に来た時、どういうわけか、旅行中のみ会社携帯もほぼ鳴らず、奇跡のようにゆっくりした時間を過ごせました。

その時のことを話すと長いので省略しますが、ナンバー8888の車を何台も見たり、宿泊先や駅や神社を思いつきで参拝したルートが地図で見るとたまたま「8」の字だったり、たくさんの龍雲を初めて見ることになったり、参拝直前から巨大な蜂(8)のお出迎えがあったり(結局その蜂は神社の拝殿梁に戻っていきました)など、どうしても「何かを伝えてくれている」ような気になってしまいました。

それらの経験から、「夔神(きのかみ)様は実は龍神なのでは?」と思うようになり(これはあまり根拠のない妄想なのですが)、強く親しみを感じるようになっていきました。「また来ます」と伝えていたせいか、今回の参拝時は連れと二人で理由もなく涙が流れてしまいました。なんだかずいぶん遠くまで来たような気持ちと、郷愁が混ざった感じがします。生きてここまで来れていること、こんな旅ができていることに心から感謝です。



地元の人もあまり利用していない印象なので、もっと身近に感じて、たくさん遊びに、参拝に来て貰えたらと思います。


【御朱印】
授与所のような売店はありません。
社務所に電話すると頂けるという記載がネットにありますが、電話したところ「今はやってないんですよ」と謝罪を受けました。参拝者の少ない神社なので、残念ですが仕方ないです。


【総評】
他の方はわかりませんが、自身としてはとても充実した気持ちになれた良い神社でした。また来ます!




【NEXT】
神奈川県 江島神社。