「龍つなぎの旅」10日目。宮城県 鹽竈神社(塩釜神社)。
【鹽竈神社までのアクセス】
JR本塩釜駅から、東参道までは徒歩7分。七曲坂(旧参道)までは徒歩10分。表参道までは徒歩13分。
お勧めは七曲坂です(舗装されていない急な坂です)。
【天気】
雨時々曇り、時々天気雨。
お参り中は、ほぼ天気雨でした。(予報は雨)
【混雑状況】
水曜日11時頃。空いている。人影はまばら。
【ご祭神】
・志波彦神社(しわひこじんじゃ)
志波彦大神(謎に包まれている神様)
・本宮
左宮 武甕槌神(たけみかづちのかみ)
右宮 経津主神(ふつぬしのかみ)
・別宮(ここでは「特別宮」の意味だそうです)
鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)
(※以下「塩じい」)
【ご利益】
海上安全・大漁満足・武運長久・国家安泰・安産守護・延命長寿、交通安全、必勝・成功など
行き詰まった時や、困った時に、「道」を教えてくれる。
【伝説・由緒】
正式名称は「志波彦神社 鹽竈神社」。
神社は二つありますが、名を並べた総称が正式となります。
東北の守り神と言われている。
東北一のパワースポットと言われている。
東北最強の龍神神社と言われている(龍神を祀る神社ではありませんが)。
東北の龍脈のパワーが溢れ出る場所と言われている。
全国の塩釜神社の総本社。
【見どころ】
・別宮(塩じいの祀られているところ)
・撫で牛
・博物館(塩竈神社や塩について学べます)
・七曲坂
・お塩(授与所で売ってます)
【内容】
七曲坂という参拝ルートが、塩じいも通った古来からある参道とのことで、悪運を浄化する力に溢れた場所とされています。浄化しまくりたいため、多少雨が降っていましたがそちらから参拝させてもらいました。

道中には埋まった大きな岩がいくつもあり、神域という印象を受けます。道中は心が軽くなり、澄んだ気持ちになりました。
坂を抜け、境内は広々としていて歩きやすいです。
参拝順序は「志波彦神社」→「鹽竈神社 別宮」→「鹽竈神社 本宮」が作法のようです。志波彦神社の方が高位にあたるため、序列的にそうなるそうです。しかしあくまでも「作法」なので、それぞれで心を込めてお参りできれば、それで良いと思います。神様はそんなに心が狭くはないです。
どうも塩じいに呼ばれたからここに来たせいなのか、色々あって今回訪れた中で三度も別宮をお参りする結果になってしまいました。塩じい大好きっ子か!
塩じいは「塩の作り方(海水から作る)」を人に教えた神様で、海の守り神でもあります。神様の道案内をした神様でもあります。縁の下の大役を果たす神様です!
こちらに来たら「清められた塩(食べられます)」が売っているので、是非買って帰って体内浄化に食してください。おまけでお守り付きです。
津波の心配なのか、龍神様が水を司るからなのか、旅の場所が徐々に「海に関する神様」寄りになっていくのを感じながら、旅のルートを決めていたのを思い出しました。まあ、地震+津波が懸念されているので当然ではありますよね。
お参りした後は時間があったので、東参道中程にある博物館を見学しました。

二階建てで古い建物ですが、塩に関する展示物や映像があって勉強になりました。
【御朱印】
両神社ともに本宮近くに授与所があります。
【総評】
こちらも自然が多く、過ごしやすい場所でした。
塩釜神社は龍神神社で有名な、東京都の田無神社にも末社があるそうです。うむむ…やはり龍神と関連性があるように思えます。田無神社もこの後に行くので、覚えていたらよく確認してみることにします。
【NEXT】
福島県 香久山神社。