「龍つなぎの旅」9日目。岩手県 中尊寺。



【中尊寺までのアクセス】 
JR平泉駅からバスが複数路線で出ています(それでも合計して1時間に1本くらい)。駅から徒歩だと参道入口まで20分くらいです。自然も多い舗装された一般道なので、お散歩がてら歩いても良いと思います。タクシーだと7分くらいです。

【天気】 
曇り時々晴れ。

【混雑状況】 
ツアー客がいるので、見学時にそれと被る場所は多少混雑しました。それを除けば広さの割に人はまばらで、時折無人エリアができました。

【ご祭神・ご本尊】
「中尊寺」本堂
・釈迦如来

俗に「中尊寺」と呼ばれる山内のエリアにある各お堂。
・地蔵菩薩
・勝軍地蔵
・道祖神
・薬師如来
・不動明王
・金剛界大日如来
・胎蔵界大日如来
・阿弥陀如来
・釈迦三尊
・弁財天十五童子
など

「白山神社」
・伊邪那岐尊(イザナギノミコト)
・伊邪那美尊(イザナミノミコト)

【伝説・由緒】 
嘉祥3年(850)、比叡山延暦寺の高僧慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)によって開かれました。その後、12世紀のはじめに奥州藤原氏初代清衡公によって大規模な堂塔の造営が行われました。

東北最強の龍穴スポットと言われています。

【見どころ】 
・金色堂(世界遺産。句など読まれている黄金のお堂)。
・本堂と17箇所のお堂など。
・各お堂ごとに点在する売店(お守り、御朱印多数)。
・四季折々の自然(山の広範囲が中尊寺エリアです)。
・3,000点以上ある国宝、重要文化財。

【内容】 
参道を入ると10分くらい参道が続きます。土の道ですが階段はほぼ無く、平坦か坂になります。道幅は広いですが、坂が多いかも。

ある程度進むと坂がなくなり、ちらほらとお堂が現れ始めます。


中尊寺の本堂はお堂群の中程にあります。





金色堂は参道の最奥付近にあります。金色堂だけ入館料800円がかかります。
残念ながら撮影禁止でした( ;∀;)


金色堂は建物内にガラスで仕切られ、その向こうに展示されています。ほぼ全面に金箔を貼り、多数の仏像が安置されていて、像は小ぶりですが圧巻です。象牙や宝石、夜光貝などで飾られた、お金持ちの道らく…素敵な設えです。ちょっと薄暗い展示なので、金のキラキラが弱く感じました。眩しいくらい輝かせて欲しい!

また全域も広く、ゆったりと色々な見どころを回れます。茶屋のような場所もあり、抹茶やぜんざいなどを頂いてゆっくり休めます。(ええ、食べました。)


参道の「月見坂」「杉並木」はパワースポットと言われています。たくさんパワーを吸い込みながら歩きましょう。

月見坂(参道入ってすぐ)

杉並木(月見坂のほうが杉多い?)

全体的に神聖な力を感じるところが多く存在しました。さすが龍穴!


弁財天がありましたが、それ以外には直接龍神を祀るような場所はありませんでした。ただ普通に龍がたくさんいるように感じました。龍穴と龍神様のパワーを頂きます(*^^*)

【総評】
あまりに有名なお寺、そして金色堂です。
恐らく多くの人が訪れると思われますが、人が少なめの時に行ければ、より清らかな空気に触れることができるはずです。

【NEXT】
宮城県 鹽竈神社(塩釜神社)