明日から旅に出るので、地主神をお参りに行きました。
こちらは日本でトップランクの「読みにくい神社」ではないでしょうか?



読み方の正解は、「そうのみあがたにいますじんじゃ」です。読めそうで読めないです😱






境内には武乳速之命(たけちばやのみこと)を祀っていると書いてありますが、それは擬態だそうで、実際は長髄彦(ナガスネヒコ)という地元を守った土豪を祀っています。ナガスネヒコは神武天皇が東制のため西から攻めて来た際に、この地を守ろうと戦った方です(頑張った!)。残念ながら破れてしまいましたが、民をとても大切にする方だったそうです。なので今でもこうして祀られています。

ちなみに神武天皇の先遣隊として先にこの地に入っていたニギハヤヒは、戦いが始まる前に既にナガスネヒコの妹と結婚していた(なんでやねん)らしく、戦いが始まるとどっちも裏切れなくて悩んだあげく、やっぱり神武天皇には逆らえないので、ナガスネヒコを討つのを手伝ったそうです。ニギハヤヒ、なにしてんの!?

…というお話を宮司さんから伺いました。
以前は口伝のみの言い伝えだったそうですが、今はネットに情報が出てます。

またナガスネヒコは足腰のご利益もある方とのことなので(スネと言うくらいたから?)旅路の安全をお願いしてきました。

境内の奥には龍王神社もあるので、龍神様にも旅の無事を祈願しました。





小さいですが、奥深い神社です。