【受験の鉄則】戦略を立てろ | 明日へ【精神科医 あっきー】

明日へ【精神科医 あっきー】

大学受験で5年浪人した挙句、看護科に入学。
看護科2年生のときに再び受験をして、医学科に合格しました。

姉が統合失調症を抱えているため精神科医になりました。

 

 

はいどうもこんにちは!

 

厳しくも優しいハートウォーミング系ハンサム、ハンサム柳生です(`・ω・´)

 

 

俺は5年浪人した挙句、仮面浪人でなんとか医学科に受かった経緯があります。

 

多浪して思ったのは、浪人は早く終わらせた方がいいってことです。

 

20歳前後の若くて貴重な時間を受験勉強に何年も捧げるのは、マジでもったいない。

 

浪人生には、とにかく早く受験を終えてほしい。

 

というわけで多浪界のキムタクこと、ハンサム柳生が、今年も無策で頑張ろうとしている浪人生に対して「ちょ、待てよ」と言いたいと思います。

 

 

  才能が介在する世界

 

自分は長年受験の世界にいたから分かるんやけど、受験にも才能が関与する。

 

つまり、その人によって入れる大学の最高到達点は決まっていると言っても過言ではない。

 

自分の能力よりも高いレベルの大学には、何年かかっても合格できないでしょう。

 

たぶん『ドラゴン桜』の影響で、受験に個人の能力は関係ないみたいな感じになったと思うんですけど、そんなことはない。

 

貴重な人生の時間を無駄にしないためにも、自分の入れる大学に入るを念頭において、大学にこだわらないようにするといいと思います。

 

自分もべつに島根大学に入りたくて入ったわけではないけど、同期の人たちの能力の高さを見て、医学科に入れてよかったと思った。

 

俺が入れたのも運が良かったんだろうと思う(・ω・)

 

 

じゃあ、俺みたいに他の受験生よりもシンプルに能力で劣る人が、どうやって受験で勝てばいいのか?

 

  強者と弱者の戦い方

 

 

一般的な医学科受験のイメージって、こんな感じじゃないでしょうか。

 

勉強する→共通テストを受ける→共通テストの結果で受験する大学を変える

 

この流れで受験して、普通に合格できるなら良いんですよ。

 

でも、それで合格できないから多浪してるんでっしゃろ?(・ω・)

 

これは強者の戦い方やねん。

 

多浪する人って次の2つのどちらか、もしくは両方でしょう。

 

①共通テストで点数が取れない

 

②二次試験で点数が取れない

 

つまり、この2つの問題にメスを入れて解決しないと合格できないってわけです。

 

ここを分けて考えないと、漫然と勉強して、結局非効率な勉強になってしまって得点に結びつかない。

 

でもぶっちゃけ、共通テストで点数が取れないから多浪している人が大半だと思います。

 

共通テストに足を引っ張られて、そのまま二次試験で挽回できずに撃沈。

 

これが多浪生の特徴でしょう。

 

つまり、共通テストがダメで、二次試験で合格しそうな大学を受けて普通に受かるっていう強者の戦い方で合格できない人が多浪しているんだ。

 

  弱者は戦略を練るべし

 

受験勉強する前、俺は自分のことを、けっこう頭が良いと思っていた。

 

でも勉強してみて、そんなことないと気づくことになる。

 

医学科受験に参戦してくるのはエリート学力マッチョ受験生たちだ。

 

 

 

俺はナメていたんだ。

 

俺は学力ガリガリ骨皮野郎だったのに、学力マッチョたちと真っ向勝負しようとしていた。

 

 

 

勝てるわけがない。

 

体重100kgの人が、50kgの人と相撲で勝とうと思ったら戦略なんていらない。

 

ただ真っ直ぐぶつかって押し出して勝てばいい。

 

じゃあ、50kgの人が100kgの人に勝つにはどうすればいい?

 

真っ向からぶつかって勝とうなんてしない。

 

100kgの相手を分析して、弱点はどこか、どう攻めるかを考えて戦うだろう。

 

弱者にこそ、戦略が必要なんだ。

 

 

そんな俺が戦略の大切さに気づいたのは、5浪目に島根大学を受けてから。(だいぶ遅いよ(^ω^))

 

5浪目、俺は確かセンター試験(今の『共通テスト』)の得点率が84%くらいだった。

 

俺は藁にもすがる思いで島根大学を受けた。

 

島根なら合格すると思った。

 

でも落ちたんだ。。

 

 

島根大学に落ちたときに思ったんですよね。

 

 

 

え、おれ島根に落ちるん?(´・ω・`)

 

 

だって考えてみてほしい。

 

 

 

この

 

おれやで?(・ω・)(※落ちてしまえ)

 

 

俺がその時に取っていた偏差値から考えたら落ちるわけないと思っていたさ。

 

もちろんセンター試験に足を引っ張られているとは言え、島根には受かるんじゃないかと思った。

 

成績開示をしてみると、合格まであと23点。

 

センター試験、二次試験、面接点を合わせて満点が1160点。

 

その中の23点差で落ちたのさ。

 

俺は、思った。

 

島根なら合格できる。

 

 

それで島根を受験することを最初から決めて仮面浪人をし始めた。

 

 

勉強する時間が限られていたから、何をしたら入試本番で総得点が最大になるかを考えて勉強した。

 

今までのように、とりあえず問題集を解くような勉強をしていたら、落ちていたでしょう。

 

 

俺が思ったことは主に2つ。

 

①記述模試の成績と二次試験の成績が相関してない(つまり勉強してもコスパが悪い)

 

②センター試験の方が点数を上げやすい

 

だから記述の勉強をして受験の総得点を上げるよりも、センター試験の勉強をして総得点を上げる方が簡単だという結論になったわけですよ。

 

そりゃあ、そうやろって思うかもしれない。

 

大事なのは、この結論をもとにセンター試験、二次試験それぞれの対策で何を重点的に勉強して、何をしないのか

 

それを決めて、とにかく何のためにこの勉強をするかを考えて勉強しやなアカンのよ。

 

俺が決めたのは、ざっくり以下のこと。

 

・二次試験対策はセンター試験が終わってからする

 

・センター試験の暗記科目の得点力を上げる

 

島根大学は二次試験で英語と数学しかない。

 

二次試験の勉強をしても、得点につながりにくいと思ったのと、センター試験後でも十分だと思った。

 

センター試験に関しては、全部の科目の目標得点を決めた。

 

暗記科目の化学、生物、社会科目の得点がイマイチだったので、ここは絶対上げれると思った。

 

目標を90点以上に設定。

 

その上で社会科目は『倫理政経』から『現代社会』に変更した。

 

これによって、大幅に社会科目の勉強時間を減らして、しかも本番で95点くらい取れたさ。

 

生物、化学は84点とかやったわ(・ω・)

 

まぁ思い通りにはならんわな(・ω・)

 

結局センター試験は85%、島根の傾斜で86%くらいやった。

 

良くはなかったけど、いける気はした。

 

ほんで受かったわけですよ。(めでたしめでたし)

 

 

 

 

はい。

 

というわけで長々と書いてきましたが、一番伝えたかったのは

 

頭を使って勉強する

 

ってことですね。

 

とにかく漫然と、なんとなく勉強して時間を無駄にしないようにしてください。

 

おれは浪人時代、ただ漫然と、とりあえず問題を解くっていう日々を何年も繰り返したせいで貴重な時間を無駄にしてしまった。

 

頑張っとる自分に酔いしれとるだけやった。

 

浪人生が早く受験を終えることを願います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。