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ハリウッド映画が続編だらけになってしまって、作品欠乏症が常態化してしまっていることは、今更言うに及ばない。

だが、一方で、そんな続編がヒットしてしまうところに、ハリウッドの凄さを感じずにはいられなかったりもする。

それでも、やっぱ2作目までだろうな。

僕の中で、3作目以降で精彩を放っているのは、「スターウォーズ」「ロッキー」くらいかな?「ランボー」はまあまあか。かろうじて「ダイハード」も入れとくか。
てなわけで去年のある日、見てきました、「Rocky The Final」。仕事帰りにナビオで観てきました。
客層は・・・3040代ばかりだぁあああ!
そんな中で、数組のホステス連れの同伴丸出しのオッサンもいた。ホステス連れで「ロッキー」か・・・さてはオッサン、今夜のファイトに向けて景気づけだろ?

そんなこたいいや。

とにかく、意外に感動した!泣いてもた!


ストーリー自体はいつも通り単純である。


起・・・ロッキー近況(エイドリアンを失った悲しみから立ち直れずにいる)
承・・・ロッキーを支える人々との交流(
転・・・試合へむけて過酷なトレーニング(原点回帰真骨頂の演出)
結・・・死闘(映像技術の向上がド迫力のファイトを描く、最後の最後で立ち上がるロッキーに体中が熱くなる)

一見同じだが、起承転結それぞれが、毎回なんらかのテーマ設定されているので、全作が全く違う作品に見えるのである。これは「ランボー」にも共通するところであり、シュワルツェッガーの作品があと一歩、いや二歩、いややっぱ三歩かな?スタローンの作品にかなわぬ所。

さて、今回の「ロッキー」は『現代の』チャンプと『かつての』チャンプの闘いである。現代のチャンプのはどこかの国のチャンプのように、やや自信過剰、慢心気味に描かれている。もっとも、本作の場合はそんな未熟で生意気な『現代の』チャンプも最後は『精神的』にチャンプにふさわしく成長するのだが・・・

肉体は年をとらない。年をとるのは精神である。
精神が年をとらなければ肉体も年をとらない。
どんなに叩きのめされても、どんなに倒されても、何度も何度も立ち上がり前進するのである。

そこには、スタローンそのものの姿が描かれていた。

が、しかし、なんかアッサリしていた感も否めない・・・

原点に回帰した、基本コンセプトに忠実な内容とは言え、1作目のような満腹感が得られない。

作品自体はすばらしかったのである。
にも関わらず、なぜだろうか?
昔、と言っても遠い昔だが、映画の上映時間は3時間だった。

それが2時間半になり、2時間になり、最近では・・・

110
分になってしまった。。。。


そう、2時間を割ってしまったのである。


本作も、すばらしい出来ではあるのだが、スタローンはもっと描きたかったことがあるのではないか?

一連のロッキーサーガとしての締めくくりだけに、ちと残念ではある。

しかし、原点にソフトランディングする仕上がりとして、ロッキーの穏やかな晩年を予感させるものとして、それはそれで案外よかったのかもしれない。

しかし、それでも、生卵大量一気飲みは健在だった!

さて、ホステス同伴のオッサン!ロッキーの如く倒されても倒されても「立ち上がった」か!?

ははは!