東京電力の女性社員殺害事件で、強盗殺人罪に問われ、無期懲役が確定したネパール国籍のゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(44)の再審請求審で、弁護団は12日、遺体の胸に付着した唾液(だえき)のような液体の血液型がO型である可能性が高いとする鑑定書を、新証拠として東京高裁に提出した。
東京高検は、唾液の鑑定書や被害者の首回りの微物を採取するために警察が巻いたテープなど、これまで開示していなかった証拠計42点を弁護団に開示。高検と弁護団で合意が得られた証拠から、順次鑑定を行う方向で調整が進められている。
鑑定では、遺体の口と左右の胸の計3カ所から唾液反応が検出された。鑑定書は、唾液が微量で被害者(血液型O型)の体液と混在している可能性もあると指摘。その上で「いずれもO型と思料されるが、断定はできない」と結論づけている。
今になってこんなに証拠がボロボロでてくるなんて警察は一体いままで何してたんでしょうね。
このマイナリ受刑者の家族・子供は祖国で無罪を信じて待っているところがテレビで放送されてました。
冤罪なんてことがあったら警察はどうやってマイナリ受刑者に償うんでしょうか。
どうやったって時間だけは戻らないのに。