Intel iMac 分解記
知人のiMacが調子悪いということで、本体を預かり、GWを利用して修理することになりました。
【症状】
起動するたびに本体内部から「カタカタカタ・・・カタカタ・・・」という音がし、しばらく待つと起動する事無く「はてなフォルダ」が画面に表示される。
はてなフォルダの意味は「起動するOSが見つかりません」と言ってる。カタカタという音も考えると、原因は間違いなくHDDの不良でしょう。これは本体を分解してHDD交換しかない。
さっそく開けようとしたら、ん?ドライバーが合わない。以前私が分解した自分のiMacはプラスドライバーで簡単に空いたのに、このiMacは星型、つまり「トルクスドライバー」というモノ。海外ではメジャーらしいが、日本ではこれに合うドライバーはそれほど売ってない。
仕方がないので、後日ビックカメラのコーナーで「トルクスドライバー」を含むラチェットを購入。
これで材料は揃ったので、早速分解・・・と思ったら・・・なんと今度はネジの大きさが合わない。
私が購入したトルクスドライバーは最小がT10というサイズ。実際にiMacに刺さっているのはこれより更に小さい(恐らくT9とかT8)らしい。てことは・・・買ったドライバーセットは無駄だったか・・・。
仕方が無いので、精密ドライバーを斜めに差して、なんとかねじ山を潰さないようにゆっくり回転。顎下のネジを4つ外して、スタンドの部分を持ち上げてパカっとオープン・・・・開かない。
なんか幸先悪いなぁ・・・。
ネットで調べてみると、私が以前分解したiMacと形こそ似てるが、構造が全く違う事が判明。
このシリーズを分解するには、本体背中(裏側)を開けるのではなく、表側を開けて、更に液晶パネルを外さないと行けないらしい・・・・。うーん、これは思った以上に大変だ。
構造をすこしづつ確認しながら、力のいれ具合を加減しようやく表のパネルを外す。
というか、このフィルターのホコリ・・・すごい。
表のパネルをようやくはずすと、iShghtの細いケーブルが・・・コレも慎重に外してようやくリリース。
ここまではよかったが、このあとの液晶を外す作業が本当に大変。
どんなに動かしても液晶は取れそうにない。固定するネジも見当たらないと思ったら、本体と液晶との5mmほどの隙間にまたトルクスネジが確認できる。まさかねぇと思いつつ、このネジを外すことを決意。
この4つが液晶を固定している構造を想定・確認するだけでも大変だったのに、実際に外そうとすると更に大変。
購入したトルクスドライバはラチェット式なので足が短く届かない。延長用のアームを付けると軸が太くなるので5mmの隙間に入らない。仕方なく、細い隙間にちょっとしか見えないネジにマイナスの精密ドライバーを斜めに当ててゆっくりと回す。
下手するとネジ山どころかプラスティックの本体まで「バキッ!」って折れそうで、この4つのネジを外すだけで1時間以上かかってしまった。
でもまぁ、苦労の甲斐あって液晶パネルもリリース、HDDがようやくお目見え。
ここで確認すると、運良く私が持ってた500GBと同じSATAだったので、HDDごと完全移植。
ここまで3時間くらいかけて分解した本体を、今度は10分程度で組み立て完了。
お陰さまで無事にHDDを認識し、HDDを完全フォーマット後にOSを新規インストールし、作業は終了しました。疲れたー。
ところで、このマシンを分解してて気になったのが、このファンのホコリ。普通の白~グレーの綿埃と違って、どちらかというと黒に近くちょっと油っぽい。爪楊枝と掃除機を使って綺麗に掃除しておきました。
フラッシュ炊いてるからけっこう白く見えるけど、実際にはもっと黒い色です。
さて、このiMacの構造も理解したし、また分解する機会があれば1時間以内でHDD交換できそう。
なにしろ構造がわからないまま、それを確認しつつ分解するのって本当に気力を使います。無理に引っ張ると壊しそうだし。
で、今朝現場に持って行き、インターネットも接続し、快適に起動する事を確認しました。
更に過去のデータを移植する為に、移植した元のHDDをUSBでつなぐと・・・その外付けHDDから「カタカタ・・・カタカタ・・・カタカタ・・・・」と異音が・・・www
結果、外付けHDDは認識せず・・・。残念。






