funta(ふぁんた)のブログ -412ページ目

どうした?NHK?

本当に久しぶりに、NHKの坂本龍馬を観た。

始まった当初、たまたま土曜昼間の再放送を目にして、このブログで絶賛した事がありましたね。

そのときは、岩崎弥太郎役の香川照之氏を中心に絶賛し、更にカメラアングルやカラマネ(色の調整ね)にまで今までにないクオリティを感じ、NHKを賞賛したのでした。

 その坂本龍馬を、本当に久々に見ましたよ。昨日の再放送だから、実際の放送は先週の日曜、ちょうど一週間前かな?

 坂本龍馬を欠かさず観ている人にはわかると思うけど、昼間の座敷で武市半平太と龍馬の2ショットがしばらく続くシーン。龍馬が武市を泣きながら説得(?)というか、励ますシーン。

 龍馬の配役が云々問題は私にはどうでもいい。だって、私にとってこれは「岩崎弥太郎伝」であり、龍馬は脇役だから…。そんなことはどうでもよくて、今回気になったのが…

 カメラマン、替わったん?


カラマネがまずいのは編集者の好みだし、編集ポイントがまずいのは役者の力量もあるから、それはまぁ置いといて、いちばん気になったのが、

 カメラのピントがまずい

 アングルがまずい

 スローのズームアップで肩揺れしすぎ


天下のNHKに意見して申し訳ないけど、ピントが合わないのは最悪でした。
役者のアップになるたびに、とにかくピントが合ってない。3秒くらいして役者の目にピントが合ってくるのだけど、カットの度にこうもピントが気になると、芝居にも入っていけない。

 あと、武市と龍馬を狙ってカメラがゆっくりとズームアップするんだけど、大きなカメラを肩に背負ったカメラマンの歩く歩数や膝をついたポイントがわかるほど、とにかくカメラが揺れる。これは最悪です。

 昔、海外のインディーズ映画で、ホームビデオ1本で撮影したドキュメンタリータッチの作品があったけど、あれはまさに映画の配役の中に自分がカメラを持ってそこに一緒にいる感覚で面白かった。画は揺れるし、動くし、不意に声がした方にカメラが向いたり、役者のまわりを自由に回り込んだり、本当にカメラマンの目線でシナリオが進んでいくのです。自分がそこにいるみたいに。

 でも、昨日の龍馬伝はひどかった。龍馬と武市の2人の世界に、カメラマンが懸命に意識を殺して撮影する場所で、あれだけ肩揺れがあると、「あ、今カメラマンが歩いた、膝付いた、今手をついたかも…」って、そっちに気が取られて、更にその後ろの数十名のスタッフ(音声さんやら証明さんやら)の姿まで見えてくる。完全に興醒めでした。そこに自分がいちゃダメなんですよ。

 それに加えてあのピントのまずさ。フォーカスの遅さ。行き当たりばったりのアングル。2人しかいないのに無意味なカットの多さ。右から撮ったり左から撮ったり、離れてみたり、アップにしたり、2ショットにしたり。なんか映像に捕われて、結局二人の会話をあまり覚えていない。

海外ドラマ(特にジェリーブラッカイマー作品)を観て思うのは、とにかくカットの一つ一つをキャプチャーしてもそのまま立派な写真になるくらい、色合いもアングルも完璧。しかもアングルを決めたらそれほど動かない。
 ズームアップもパンアウトも本当に自然。ほとんど揺れない。完全に映画です。

 しかもね、以前何かのドラマ(24だったかな?)のメイキングを観たけど、一台のカメラにカメラマンが2人いるんですよ!
大きなデジタルシネマ(映画用フィルムのデジタル版)を回すのに、大きな三脚にカメラが立ててあるのに、大の大人が2人掛かりで撮影するんです。
最初は全く意味がわからず、「なんで二人いるの?一人は何やってんの?」って思っていろいろ調べたら、なんと、カメラマンの一人がアングルやパン・ズームを決めたら、それに従ってもう一人のカメラマンBさんがピントだけを合わせていくんです。つまり、オートフォーカスならず、本当のマニュアルフォーカス、いや、ヒューマンフォーカス。ものすごく目のいい職人が、一瞬で役者の両目にビシっとピントを合わせたり、わざとずらしたりぼかしたり、もう本当に職人です。そんな職人がカメラ1台に2人がかりで1シーンを撮るんです。

 更に考えたら、2人が一緒に作業をするということは、カメラマンの思いつきで行き当たりばったりで動くことはできないという事。シーン毎に緻密にアングルを決めて、三脚を固定して、職人2人がセッティングして初めて役者が動き出す。どんだけ時間を掛けて1シーンを撮っていくんだろう?気が遠くなる。

しかも海外ドラマは英語だから、言葉の展開が早い分、進行も展開も早くてシーンの移り変わりも早いから、編集されて実際に使われるのは数秒とか数十秒とかざらですよね。ものすごく贅沢。

 それからすると、昨日の龍馬、武市両氏のやりとりは、あまりに長過ぎた。同じ場所で何分芝居してんだ?観ててなんかだんだん飽きてきたw

 日本は大好きだし、NHKも大好きだけど、受信料取るのもいいけど、だったら日本製の最先端の機材と一流のスタッフを揃えて、日本を背負って世界に通じるすごい作品を創ってくださいよ。本当にそう思う。
 海外の民放に完全に負けてる。

AXNで、大好きなCOLD CASE のseason2の再放送を観ながらこのブログ書いてます。やっぱり好きだわ、Cold Case。
  前にも書いたけど、Cold Caseはseazon2までが最高。3でちょと疑問が出て、4で幻滅した。
でも、5はけっこういいよ。最初はね。
 3で疑問が出た原因は…主人公のリリーラッシュが女に目覚めた事と、映像がだんだんデジタルチックになったこと。
 でもシナリオはいいですね。毎回エンディングで泣かされます。

 挿入曲の著作権の問題なんだろうけど、DVDのコンプリートBOXが出ないんですよねー。出たら絶対買うのに。