時効って誰の為?
法律の事はよくわからないが、自分なりに「時効」について調べたり考えたりしてみた。
どれが一番正しいかはわからんが、基本的な見解としては、
1.事件発生から一定期間過ぎてしまうと、犯人を逮捕して裁判になっても、被害者・加害者・目撃者の記憶も曖昧になり、公正な判決を与えることが困難になるから、時効が成立したものはそれ以上追わない。
とある。でも、本当の目的はこっちのほうな気がする。
2.事件発生から犯人検挙まで、場合によっては捜査本部を設け、当初は数百人規模の捜査員を投入することもある。それでも解決しない場合、捜査員も捜査本部も日ごとに縮小し、最後は刑事ドラマにあるみたいにベテラン刑事が何十年も一人で証拠を追ったりすることがある。それには莫大な時間や経費がかかると思われるが、それでも一定期間成果が上がらない場合、どこかで区切りを打たないと、遺族も捜査員もいつまでも気持ちを引きずったまま一生過ごすことになるし、税金だって無駄にはできない。
だから、一定期間を過ぎたものには「もう追わない」という事にして、捜査本部を解散し、次の事件に気持ちを持っていく。
という説。
これが「時効」の一番の目的な気がします。個人的にはね。
時間が経つと検挙や立証が難しいということであって、時効になったら罪が消えるという事ではないと思うのですよ。
殺人事件では時効が無くなる場合があるけど、殺人未遂では未だに時効が成立するらしい。
こういう言い方は被害者の遺族に申し訳ないけど、言い方悪いけど亡くなった方の失われたウン十年より、まだ生きている殺人未遂の被害者の失われたウン十年の方がよっぽど苦しくて重い気がする。
15年経って犯人らしき人が見つかり、本人が否定しているものを15年前の証拠を以って追い詰めるのはそりゃ難しいと思うけど、当の本人が「15年前に私が刺しました」って言ってるんなら間違いなく犯人なんだから、時効とは関係なく「逮捕」して「実刑」を与えるのが筋だと思うのです。
見つからないとあきらめたものが、あきらめた矢先に見つかったんだから、そりゃ当然処理するでしょう。
逮捕しないんなら、せめて全国的に顔と名前を公表してくださいよ。だって、今後殺人犯と同じバスや電車に乗り合わせるかもしれないんでしょ?そんな怖い話はないです。
逮捕しない代わりに「私は時効を迎えた殺人犯です」ってステッカーを額に張っておくとか・・・・。それでも受け入れてくれる社会があれば、そこで自由に堂々と暮らせばよい。
本人も「俺が刺した!」って言ってるってことは、「でも時効だから罪は無いぜ!へっへ」ってほくそ笑んでるんだとしたら、むちゃくちゃ頭にくる。15年間逃げ回った奴が偉いのか?
どうしても腑に落ちない。