流す姿 | 残骸収集

残骸収集

足掻いても無駄なのでしょうけれど



私はそんな事にも気付けない





沈むも自由 浮かぶも勝手

 





汚れて老いた世界に生きた
儚い妖精の様な少女


炎に消えたその少女の名は
彼女の瞳に吸込まれ

記憶され
閉ざされた



彼女は少女の胸に落ちる
水奥深くの火に触れて

浸水し溶けたように揺らぐ髪
愚かに滅びた人間の様に





千切れた