蹴球中毒 -27ページ目
采配
落合博満

采配/落合博満

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セリーグを制して日本シリーズに進出した中日を率いた、落合監督の本。
試合中も喜怒哀楽を表に出さず、記者会見の様子からもクールな監督だとイメージしていた。
ただ選手にはとても温かい愛情を注いでおり、上記のことも勝つために徹底してのことだと感じた。
落合監督の温かさをもっとも感じたのは、選手達自身だろう。


どんな局面でも、采配というものは結果論で語られることが多い。
采配の是非は、それがもたらした結果とともに、歴史が評価してくれるのではないか。
ならばその場面に立ち会ったものは、この瞬間に最善と思える決断をするしかない。

前向きにもがき苦しむ経験は、すぐに結果が結びつかなくても必ず自分の生きる力になっていく。

3割を越えられない選手の傾向を分析すると、3割を目標にしているケースがほとんどである。
一方、3割の壁を突破していく選手は、1度も3割に達していないのに、3割3分あたりを目指している。

道の先にある「勝利」の定義とは、人それぞれなのだ。
「勝利」の正体が何なのか、すべてわかった上で、突き進んでいる人などいないのだ。
だからこそ、大切なのは現時点の自分が「勝ち組」なのな「負け組」なのかと自覚することでなく、
ただひたすら勝利を目指していくこと。そのプロセスが人生というものなのだろう。


気持ちを切り替える場面で本当にしなければならないのは、ミスの原因をしっかり精査し、
次に同じような場面に出くわしたらどうするのか、その答えを弾き出してから次へ進むことである。
苦しい状況に置かれた時に、「気持ちを切り替える」という言葉に逃げるのはたやすい。
だがそこで罵声を浴びようが、批判の矢に打たれようが、
今日の戦いに全力を尽くさなければ、明日も来年もないだろう。




経営に終わりはない (文春文庫)
藤沢 武夫

本田総一郎と本田技研を創業した方の本。

本田の道への探求という基本は貫かなければいけないけれど、
彼個人の挑戦には限界があります。
彼の知恵が尽きても、それに代わるものがどんどん現れてくれるような、
それでも逆に企業が伸びてゆくような組織体をつくったつもりです。

私の経営信条はすべてシンプルにすることです。
シンプルにすれば、経営者も忙しくしないですむ。
そのためには、とにかく一度決めたら、それを貫くことです。
状況が変わっても、一筋の太い道を迷わずに進むことです。




経営に終わりはない (文春文庫)/藤沢 武夫

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