iOS11(iPhone7以降)から、写真のファイル形式がjpgからheif形式に変わりました。
.heic形式
WindowsやMacでファイルの拡張子を確認したときに、.heicとなっていれば、そのファイルはheic形式です。
これで影響を受けるのが、iTunesやクラウド同期などを使わずにiPhoneから直接写真ファイルを取り出してパソコンに保存している方。
この場合はHEIC形式でのファイルになるので、変換する必要があります。
※メールやメッセージで送る場合はiOS標準機能でjpgに自動変換されるようで、意識しなくてもよいそうです。
※Macでheicファイルを扱う場合、macOS High Sierra(10.13)以降ならOS標準機能としては対応していますが、大概のサードパーティアプリでは対応待ちとなります。
heic⇒jpgへの変換には、こちらのソフトを使用するなどで対応できます。
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/review/1091206.html
ほかには、iPhoneの設定アプリから設定変更することで保存形式をあらかじめjpgにしてしまうこともできます。
●設定変更方法は、こちらを開いてください。
[設定]アプリ ⇒ [カメラ] ⇒ [フォーマット]
こちらから、高効率(heic形式で保存)・互換性優先(jpg形式で保存)を指定してください。
https://news.mynavi.jp/article/20170927-iphone_why/
※iPhone6などの非対応機種では[フォーマット]の設定は表示されません。
なぜjpgをやめてheicになったのかは、同じ画質を保ちながらjpgの半分程度のファイルサイズで保存ができるので、限られたiPhoneの容量を最大限生かせるからです。
例えば、いままで1000枚しかiPhone内に保存できなかったのが2000枚も保存でき、画質劣化はないとなればやはり便利だと思いますが、保存容量の高効率化をとるか、PC取り込み時などの互換性優先をとるか、使用状況で選択されると良いと思います。