『リダクテッド 真実の価値』
こんにちは。
シネトレスタッフのケイティです。
先日(といっても1ヶ月以上前だと今気付いた・・・)、試写で 『リダクテッド 真実の価値』 を拝見しました。
『キャリー』 や 『アンタッチャブル』 、最近だと 『ブラック・ダリア』 などを監督しているブライアン・デ・パルマ監督の最新作です。
前作 『ブラック・ダリア』 はジョシュ・ハートネットにスカーレット・ヨハンソン、ヒラリー・スワンクとスターを贅沢に起用したゴージャスな作品でしたが、本作は2006年にイラクで実際に起こった、米兵による14歳の少女レイプと彼女の家族を含む家族4人惨殺事件を、スターを起用せず限りなくドキュメンタリーに近いタッチで描いた問題作です。
とてもセンシティブなテーマです。アメリカ人の監督が作った作品ですが、アメリカ人は目をそむけたい、こんなことは断じてない!と叫びたいだろう作品だと思います。アメリカ人ではない監督がアメリカという国について映画にするとき、色んなメタファーを使って暗示するということが多いですが、ブライアン・デ・パルマのこの作品では目をつぶってしまいたいくらいの酷い映像も出てきます。
でもそれでも目をそむけてはならない、知らないということが一番罪深いのだとこの映画は教えてくれている気がします。ブライアン・デ・パルマの憂いや怒りがそのままに表れた、ナイフのようなこの作品、観るのに覚悟は必要かもしれませんが、観ておいて損はないと思います。
『リダクテッド 真実の価値』 (R-15)
渋谷シアターN他 全国順次ロードショー中
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:パトリック・キャロル、ロウ・デヴァニー、イジー・ディアズ、タイ・ジョーンズケル・オニール、ダニエル・スチュアート・シャーマン
配給:アルバトロス・フィルム
公式サイト:http://www.redacted-movie.com
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