本年も宜しくお願いいたします。
早速ですが、
年末にひとつ、おめでたいニュースが。
福岡県糸島市、JR筑肥線の筑前前原駅~波多江駅間において、
地域の要望が実り、新駅の設置が決定しました。
◆JR九州 公式リリースより
具体的な場所は明らかにされていませんが、
両駅から各1.3kmの、ちょうど中間地点とのこと。
おそらく、糸島市浦志(うらし)地区のどこかになると考えられます。
という訳で、実際に現地を見てきました!
写真は国道202号の、『浦志』バス停付近。
旧・前原市の市街地からやや東に外れたエリアですが、福岡市への通勤圏ということで
住宅地が広がっています。
なお、当バス停はもともと昭和バスのバス停でしたが
現在は糸島市のコミュニティバスが運行されるのみ。
公共交通の主役は、JR筑肥線が担っています。
といっても、最寄りの波多江駅・筑前前原駅までは、いずれも1.3kmの距離。
ここに新駅が設けられれば、利便性は大幅に向上することでしょう。
そのコミュニティバスがちょうど通りかかったので、一応撮影w
昭和バス系列の『昭和タクシー』に運行委託されています。
では、新駅の予定地と思われる場所を見てみましょう。
スーパーマーケット『サニー』のすぐ裏手に、
パチンコ屋の広大な駐車場が。写真左手がJR筑肥線です。
おそらく、この敷地の一部を使って駅が作られるのでは・・・?と勝手に予想します。
反対側を。
写真左の建物は、ビジネスホテルの『ホテルAZ』(旧・亀の井ホテル)です。
駅から距離があるためか、マンションは比較的少なく
戸建て住宅が目立ちます。
ちょうど、筑肥線の電車が通過。
筑前前原以東では、全便が福岡市地下鉄に乗り入れています。
踏切から、福岡市方向を。
筑前前原以東が複線化されたのは平成11年のこと。
線路の南側にはいまだ田園風景も見られますが、
ここ浦志地区では、『前原東 土地区画整理事業』と称して新たに宅地化が行われるようです。
この事業が無ければ、JRも簡単には新駅設置を決心しなかったことでしょう。
さらに、すぐ南西側には県立糸島高校もあり、通学での利用も期待できます。
新駅の開業は、平成31年が目標とのこと。
九州大学の伊都地区移転も着々と進み、糸島市はさらなる発展が期待できそうですね。
おまけ、
JR筑肥線の新駅、ということで、
写真は、福岡市西区に平成17年に開業した『九大学研都市』駅。
つい最近という印象でしたが、早くも9年近くが経つんですね。
当駅は名前の通り、九州大学伊都キャンパスへの玄関口。
駅とキャンパスとを結ぶ昭和バスが高頻度運行されています。
平日8時台にはまさに2~3分間隔での運行ですが、それでも長い行列ができるとのこと。。
キャンパスの学生数は今後さらに倍増しますが、輸送力は大丈夫なのでしょうか。
連節バスの導入も検討されているようです。
駅の周辺では、学生の街としてはもちろん、
福岡市のベッドタウンとしての宅地開発も急速に進んでいます。
風光明媚な海にも近く、住環境としてはかなり恵まれているといえる当エリア。
あとは、肝心の筑肥線がもう少し風に強ければ
言うこと無いんでしょうけどねw